トランプ大統領の側近が、ゼレンスキー大統領がホワイトハウスでの口論後に謝罪の手紙を送ったことを明らかにしました。両国は高官級会談を開き、戦争終了案を議論しました。
この情報は、トランプ大統領の中東特使であり、ウクライナ戦争の終戦協議にも関与しているスティーブ・ウィトコフ氏によるもので、彼は10日のインタビューで「ゼレンスキー大統領がトランプ大統領に書簡を送った」と述べました。
ウィトコフ氏は、ゼレンスキー大統領がホワイトハウスの執務室での出来事について謝罪したことが「重要な措置だった」と評価しています。
これに先立ち、トランプ大統領も4日の議会演説でゼレンスキー大統領からの書簡を受け取ったことを公表していました。
ゼレンスキー大統領は同日にX(旧ツイッター)で、ホワイトハウスでの会談が予想通りに進行しなかったことを残念に思うと述べましたが、明示的な謝罪の内容は含まれていませんでした。
一方、米国とウクライナは11日にサウジアラビアのジッダで高官級会談を開き、戦争終了案や米国・ウクライナ鉱物協定について議論しました。
この会議には、米国からルビオ国務長官やウォルツ大統領補佐官が、ウクライナからはイェルマク大統領府秘書室長、シビハ外相、ウメロフ国防相が参加しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c48a3c63786caa1ede6ad84bb985dd3e0f5f953f
ネットのコメントでは、トランプ元大統領とゼレンスキー大統領の謝罪手紙や高官級会談に関するさまざまな意見が寄せられていました。
多くのコメントでは、トランプ元大統領の態度が問題視され、特にゼレンスキー大統領に対して感謝を求めることが侮辱的であるとの指摘がありました。
これに対し、トランプ政権の外交政策が国際的な信頼を損なっているとの懸念が示されました。
また、日本の政治家や官僚に対しても、アメリカの影響を受けすぎず、自国の安全保障について真剣に考えるべきだという意見が多く見られました。
冷戦時代の安全策に依存する姿勢を改め、有事の際には自国の防衛力を強化する必要があるとの主張が強調されました。
さらに、アメリカが弱い立場の国を守らない姿勢についての批判もあり、経済的な利益を優先するアメリカの外交がどのように影響を及ぼすのかが議論されました。
全体として、トランプ元大統領の行動やアメリカの外交政策に対する疑問が多く、今後の国際関係に対する不安の声が上がっていました。