キャデラックの電動SUV「リリック」が日本初上陸。ラグジュアリーなデザインと右ハンドル対応でEV市場に挑む。
要約するとキャデラックが日本市場に初上陸させた電動SUV「リリック」は、アメリカンラグジュアリーを強調したデザインと機能性を兼ね備えたモデルである。
価格は1100万円で、全長4995mm、全幅1985mm、全高1640mmのラージサイズSUVとして、テスラのモデルSやモデルXの中間に位置する。
キャデラックが12年ぶりに右ハンドル車を提供し、日本の急速充電規格であるチャデモにも対応している点が大きな特徴だ。
これにより、日本市場における電動車両の普及を本気で目指す姿勢が示されている。
GMはASEANやオーストラリア市場にもリリックを導入する計画を立てており、グローバルな電動化を推進している。
しかし、日本市場においては昨年のGMの登録台数が500台弱にとどまり、テスラのモデルSとXが撤退したことからも、EV市場は厳しい状況にある。
2024年の日本のバッテリーEVシェアは1%台と低迷しているが、プレミアムセグメントでは7%前後の成長を見せている。
リリックはこの高級EV市場に向けて「アメリカンラグジュアリーなEV」を提案し、独自の存在感を示そうとしている。
デザイン面では、極細の縦長LEDヘッドライトやスワイピングLEDウインカーを採用し、現代的でありながら1967年式エルドラドをオマージュしたクラシカルな要素も取り入れている。
リリックの成功は、日本市場におけるEVの普及において重要な試金石となるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8ed8a70e50d5a6092b4b8bfe10d78e2593eb573e