モバイル運転免許証を活用した運転者特定の実証実験が九州大学で開始。UWB/BLE技術を使い、運転者の特定やデータ管理の新たな可能性を検証。
このプロジェクトは、トヨタ・コニック・アルファがJCBと協力し、九州大学伊都キャンパスで行われるもので、モバイル運転免許証(mDL)と超広帯域通信(UWB)、低消費電力Bluetooth(BLE)を活用した「クルマウォレット連携」の実証が中心です。
この実証実験では、ドライバーとクルマのデータをつなげることで、高度なモビリティデータの活用を可能にします。
従来のモビリティデータの活用は、技術的な課題やプライバシー保護の懸念から進展が見られませんでしたが、特に運転者を特定することが難しいという問題がありました。
今回の実証では、mDLの国際標準規格「ISO/IEC 18013-5」を基に、実際のユースケースとしてレンタカーを利用するシーンを想定しています。
具体的には、UWB/BLEにより「運転席に座っている」ことを把握し、mDLを用いて運転者を特定します。
これにより、個人の許諾を得た上でデータを活用し、複数人が同じ車両を利用する場合でも運転ごとのデータ管理が可能になります。
また、クルマウォレットを使って自己主権型データ連携を実現し、利用者が自分のデータの管理権限を持つことで、サービス提供者への情報開示も必要なものだけに制限されます。
さらに、UWB/BLEを活用した新たな顧客体験の創出や、店舗とのジャストタイム連携も想定されています。
これにより、ドライバーの利便性が向上し、店舗の業務効率化が期待されます。
今後、モバイル運転免許証の実現に向けた検討も進められており、社会実装に向けた取り組みが加速しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/442aafe9637b49ac360d340b581227ff01816374