1993年生まれの清水聡さんがトヨタ初代「サイノス」を選んだ理由は、祖父の思い出とバブル期の魅力に魅かれたから。彼は車好きで、過去の愛車を経てサイノスに辿り着きました。
清水さんは、バブル期に生まれたクルマに特別な魅力を感じており、特に「サイノス」に対する思い入れが強いようです。
彼は、もともと車好きであり、18歳の時にマニュアル免許を取得し、最初の愛車として三菱「GTO」を選び、その後もマツダ「ロードスター」を経て、現在のサイノスに至っています。
清水さんがサイノスを選んだ背景には、彼の祖父が所有していた4代目コルサの思い出が影響しているとのことです。
彼は、軽量な車体と走行の心地よさが現代のクルマとは異なる魅力を持っていると感じています。
また、トヨタ「サイノス」は、バブル景気の象徴とも言えるクルマであり、当時のCMキャッチコピー「友達以上恋人未満」がその時代の空気を色濃く反映しています。
清水さんは、ヒストリックカーイベントなどで若いオーナーを見かけることが多いとし、若者のクルマへの関心が薄れているという一般的な見方に対して反論しています。
彼の選択は、単なる流行に流されず、自身の思い出や価値観に基づいていることが伺えます。
バブル期のクルマに対する情熱が、今の若者にも引き継がれていることを示す興味深い事例となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a4db5b4b7d93342582f3f1dcb60d7f94bc1266a9
ネットのコメントでは、バブル期に販売されたトヨタの「サイノス」に対する多様な意見や思い出が寄せられていました。
多くのコメント者が、当時のサイノスを運転した経験や印象を語り、特にその軽快な運転感覚やデザインについて好意的に振り返っていました。
例えば、ある人は「とにかく楽チン」と表現し、軽さゆえに運転が楽であったことを強調していました。
また、初代のイメージカラーや内装が美しい女性に似合っていたというコメントもあり、当時の印象がいかに強く残っているかが伺えました。
一方で、当時のサイノスは中途半端なクルマという意見もあり、特にスポーティさやパワーに欠けるという評価が多く見受けられました。
サイノスは、レビンやトレノに比べて人気がなく、若者からの支持が得られなかったという声もありました。
さらに、サイノスの現存数が少ないことや、外装パーツの調達が難しいことへの懸念もありました。
また、コメントの中には、サイノスを懐かしむ声も多く、今では見かけなくなったことに対する寂しさや、当時の個性的な車が多かったことへの懐古も感じられました。
特に、サイノスが「女子が乗る車」というイメージが強かったことや、当時のCMの印象に残っているという意見もありました。
全体として、サイノスは当時の若者にとって特別な存在であり、時が経つにつれてその評価が変わってきたことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
運転代行のアルバイトをしていた35年前、飲食店勤め帰りの若い女性が乗る初代サイノスを、ドライブしたことがあります。
当時はあらゆる意味で中途半端なクルマという印象でしたが、今改めて見るとちょっと小洒落た感じのデザインに見えるのが不思議。
初代のサイノスは小さくて軽くてデザインもよくてとってもいい車でした。
当時のCMでglobeの曲が印象に残ってます!コンパクトボディだがノンターボで非力だったのは覚えています!
今の時代になって、この車というか商品企画の良さが少し分かるような気がします。