ウクライナが新型巡航ミサイル「ドウヒー・ネプチューン」を実戦で使用し、射程1000kmの攻撃能力を持つことが確認されました。これにより、ウクライナは遠距離打撃能力を強化しています。
このミサイルは射程が1000kmに達し、ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領が15日に「重要な成果を収めました」と述べたことから、実戦での使用が確認されました。
ドウヒー・ネプチューンは、元々対艦ミサイルとして開発された「ネプチューン」の長射程型であり、全長約5mのトラック型発射車両から発射されます。
2022年4月にはロシア海軍の旗艦「モスクワ」を撃沈する戦果を上げた実績があります。
ウクライナがこの新型ミサイルを開発した背景には、射程約200kmの通常型ネプチューンよりも多くの燃料を搭載できることが挙げられます。
ゼレンスキー大統領は、2024年には長距離ドローンを10万機生産し、2025年にはそれを上回る生産を目指す意向を示しており、ドウヒー・ネプチューンもその一環と考えられます。
最近の攻撃では、ウクライナの前線から480km離れたロシア南部のクラスノダール地方トゥアプセにある製油所が標的となり、ロシアの石油年産量を前年比で約10%押し下げる結果となりました。
この新型ミサイルは、ウクライナにとって重要な兵器であり、米欧に依存することなく遠距離打撃能力を強化する役割を果たしています。
ウクライナは、米国の支援が信頼できない状況の中で、自国の防衛力を高めるために国産弾薬の開発を進めています。
ゼレンスキー政権は、戦争が長引くことに備え、ロシア国内への遠距離攻撃を継続するための体制を整えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/af5b5936dfe05d902814ee7ffbdf2acc7b0d3967
ウクライナが新型ミサイル「ドウヒー・ネプチューン」を実戦投入したニュースに対し、ネット上では様々な意見が寄せられました。
多くのコメントは、ミサイルの性能や実用性に対する疑問を呈しており、特に精密誘導の技術に関して懐疑的な声が目立ちました。
また、ウクライナの現在の状況を見て、日本も同様の危機に直面する可能性があるとの懸念が示されました。
アメリカの支援に依存せず、日本自身の防衛力を強化する必要があるとの意見も多く、国産兵器の重要性が強調されました。
さらに、戦争の長期化がもたらす影響についても懸念が表明され、特にウクライナ側の行動が和平交渉に与える影響についての議論がありました。
情報戦の重要性や、ミサイルの発射がもたらす戦略的意味についても多くのコメントがあり、特にロシアの反応や国際的な軍事バランスに関する懸念が共有されました。
全体として、ウクライナの新型ミサイル投入に対する反応は、戦争の現実や国防のあり方についての深い考察を促すものでした。