日産とホンダの経営統合が破談に至った背景を探る記事。両社の社長の姿勢や日産の過去の経緯を考察し、経営体質の変化が必要であることを示唆しています。
経済記者として37年の経験を持つ大西康之氏が、日産とホンダの統合協議が昨年12月に始まったものの、最終的に打ち切られた理由を考察しています。
日産は赤字寸前の状態であり、ホンダはまだ利益を上げている状況にあるため、経営統合は日産にとって緊急の課題でした。
しかし、両社の社長が記者会見で見せた姿勢には、統合への強い意志が感じられず、特にホンダの三部社長が「日産の魅力は？」と問われた際の困惑した反応が印象的でした。
大西氏は、日産の経営が常に政官財の影響を受けてきたことを指摘し、過去にダイムラーとの提携が破談になった経験と重ね合わせています。
日産が外資との提携を求めながらも、内部的な危機感や目標が明確でないことが、統合の失敗につながったと考えています。
記事は、日産の未来に対する懸念や、経営体質の変化が必要であることを強調しつつ、さらなる詳細な分析を提供しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f950ae4c50da7396b90e122fe4ccace738e4e4d0
日産とホンダの経営統合が破談となったことについて、ネット上のコメントには様々な意見が寄せられました。
多くのコメントは、日産の経営陣のプライドや虚栄心が統合を妨げたのではないかという指摘がありました。
特に、日産の経営低迷の原因として、過去の経営陣による怠慢な経営戦略が挙げられ、これが現在の厳しい財政状況に繋がっているとの見解がありました。
日産は800億円の赤字を計上しており、自力での再建が難しいとの懸念も示されました。
新任社長が就任しても、即座に経営を立て直すのは困難であるとの意見があり、経営陣の総退陣や刷新が望ましいとの声も上がりました。
さらに、日産の現状を嘆くコメントや、経営の失敗を指摘する意見が多く見られましたが、一方で日産の財政状態がそこまで悪化していないとの意見もあり、メディアの報道に対する疑問も呈されました。
全体として、日産の将来に対する懸念が強く、経営の根本的な見直しが必要との共通認識があったようです。
ネットコメントを一部抜粋
日産の経営低迷は、これまでの経営陣の怠惰な経営戦略の愚策が一因ではないかと思います。
日産が、本気でターンアラウンドする為には、経営陣が総退陣した後に新刷新して再建策を図る事が望ましいのではないかと思います。
日産はもうとっくに潰れていてもおかしくない状態だった。
日産の財政状況は今すぐ潰れるほど悪化していないし、瀕死でもない。
日産なくなるのも時代かな、車に魅力ないもの。