石破茂首相が選択的夫婦別姓推進議連と反対の神政連に所属し、「二枚舌」との指摘に対し「おかしくない」と反論。多様な意見を尊重する姿勢を示す。
立憲民主党の杉尾秀哉氏は、神政連が夫婦別姓に反対する理由として、同団体が衆院選の推薦時に「旧姓の通称使用を促す」といった公約書への署名を求めていることを挙げ、これを「宗教右派」と位置付けました。
さらに、推進議連と神政連の両方に所属する鈴木馨祐法相と林芳正官房長官は、選挙運動に関する質問には答えられないと述べました。
首相は、就任前には夫婦別姓に賛成する発言をしていたものの、現在は「家族の在り方の根幹に関わる問題」として早期導入に慎重な姿勢を示しています。
杉尾氏は「言っていることが変わっているのはおかしい」と指摘したのに対し、首相は「おかしくない。
自分の考えを持っているが、様々な意見を聞くことで意見が変わることもある」と述べ、党の運営には多様な意見を認識することが重要であると強調しました。
このように、首相の立場は変化しているものの、議論の多様性を尊重する姿勢を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/92a16c9ab8b35d9e795687f85864ab45445b6991
首相の選択的夫婦別姓に関する議論について、ネット上では多様な意見が寄せられていました。
まず、苗字の問題は日本の文化に深く根ざしており、法整備が必要だと指摘する意見がありました。
特に、夫婦別姓を選択できる制度の導入が議論される中で、現行の制度に対する疑問や、苗字の多様性を尊重する文化が強調されました。
一方で、夫婦別姓に反対する意見もあり、社会生活における不利益を懸念する声が上がりました。
さらに、政治家が異なる意見に耳を傾けることが重要であり、単に「二枚舌」と批判するのは狭量であるとの意見もありました。
国民生活に優先するべき議論として、減税や経済再生の重要性を訴えるコメントもあり、夫婦別姓の問題が国民全体の利益にどのように影響するかを考える必要があるとの見解が示されました。
全体として、選択的夫婦別姓の議論は、文化、法律、政治の交差点に位置しており、慎重な議論が求められていることが浮き彫りになりました。
ネットコメントを一部抜粋
苗字、家系を大事にする文化ではあると思います。
今の日本社会は善悪二元論に陥っていますね。
法改正の方法は法で定められています。
世論の多くが望んでいないことは大事じゃないの?
どの団体がとかどうでもよくて、子供のことを考えたとき反対なわけよ。