2025年3月25日の日経平均株価は172.05円高の37,780.54円で取引終了。トランプ大統領の関税発表延期の可能性が影響し、半導体関連に買いが入りました。業種別では精密機器が上昇、一方で銀行業は下落しました。
要約すると2025年3月25日の日経平均株価は、前日比172.05円高の37,780.54円で取引を終了しました。
この日は、前日の米株高を受けて寄り付きから上昇し、終日プラス圏で推移しましたが、38,000円近辺では戻り待ちの売りが出やすい状況でした。
特に、トランプ米大統領が半導体などの品目別関税について、当初の公表予定日を延期する可能性を示唆したことが影響し、リバランスのために売られていた半導体やAI関連銘柄に買いが目立ちました。
日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり153銘柄、値下がり66銘柄、変わらず6銘柄となっています。
寄与度上位の銘柄にはファーストリテイリングやテルモ、TDKなどがあり、これらが日経平均を押し上げました。
一方、寄与度下位にはアドバンテストや7&iHD、エムスリーなどが含まれています。
東証プライム市場の売買高は16億4,000万株、売買代金は3兆9,340.99億円で、売買高は減少したものの売買代金は増加しました。
業種別では、精密機器や不動産業、繊維製品などが上昇したのに対し、銀行業や電気・ガス業などは下落しました。
個別銘柄では、ダブル・スコープが+11.69%の上昇率を記録し、逆にアンビスホールディングスは-10.89%の下落率で取引を終えました。
また、年初来高値を更新した銘柄は31、安値を更新したのは2銘柄でした。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/503a95ea06d85a157f1cb1f5e349f3526d68aa4a