IPAがIoT製品のセキュリティ制度「JC-STAR」を運用開始。星1の申請を受け付け、5月から適合ラベルを交付。セキュリティ向上を目指す。
要約すると情報処理推進機構(IPA)は、3月25日にIoT製品向けのセキュリティ適合性評価制度「JC-STAR」の運用を開始しました。
この制度は、経済産業省が策定した「IoT製品に対するセキュリティ適合性評価制度構築方針」に基づいており、まずは「星1(レベル1)」の申請を受け付けることからスタートします。
星1は、IoT製品が最低限対応すべきセキュリティ脅威に関する基準であり、製品ベンダーは自らその基準を満たすことを宣言する必要があります。
適合ラベルの交付は、5月上旬から行われる予定です。
さらに、星2から星4(レベル2~4)については、2026年1月以降に申請を受け付ける計画です。
これらのレベルでは、製品の類型に応じたより高度なセキュリティ要件が設定され、特に政府機関や重要インフラ事業者向けの基準が含まれます。
星1の申請には、「適合ラベル取得申請確認書」と「JC-STAR適合ラベル申請書」、およびチェックリストの提出が求められ、代行申請の場合には委任状や法人格証明書類も必要です。
星1の申請手数料は19万8000円(税込み)ですが、9月30日までに申請を行うと特別価格の11万円で申請可能です。
これにより、IoT製品のセキュリティ向上が期待されており、業界全体の信頼性向上にも寄与することが見込まれています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/edbeef649b8abfdc6114efec95dfd0a265e84d24