台湾で抗日英雄の妻、黄心富氏が忠烈祠に合祀され、夫妻で祭られる初の事例が実現。抗日運動における女性の功績が再評価される重要な出来事です。
この合祀は、夫妻で祭られる初の事例となります。
黄氏は1939年に中国・福建省近くの金門で、抗日地下組織のメンバーを日本軍からかくまっていたことで知られています。
彼女とその夫は、協力して抗日活動を行ったものの、後に日本軍に告発され、見せしめとして斬首されました。
彼らの遺体は現在も見つかっていないものの、金門県誌には彼らの功績が記されています。
張雲氏は1970年に合祀されていましたが、黄心富氏は名前の記載がなく合祀されていませんでした。
しかし、2023年に長男の張寄生さんが地元の協力を得て陳情を行い、合祀が認められる運びとなりました。
忠烈祠によれば、今回の合祀式典は県・市政府の陳情によって実施された初めてのケースであり、一般女性が祭られるのは2人目とのことです。
このような合祀は、台湾の歴史において重要な意義を持つものであり、抗日運動における女性の役割を再評価する機会ともなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cd6272f62cfc92143fffbccf46b08351338c6c4f
台湾で初めて夫妻合祀が行われ、抗日英雄の妻が忠烈祠に祭られたというニュースに対し、コメントは多様な意見を反映していました。
多くのコメントでは、台湾が親日国とされる背景や、国民党政府の影響についての考察がありました。
特に、過去の日本による台湾統治に対する複雑な感情を抱く人々がいることが指摘され、外省人の存在が台湾の歴史に与えた影響についても言及されていました。
また、忠烈祠での弔いの文化に感銘を受けたという意見もあり、日本もその姿勢を見習うべきだという意見がありました。
さらに、日本の過去の行動に対する謝罪の必要性を訴える声もあり、謝罪によって友好関係が強化されるのではないかという見解もありました。
一方で、台湾で抗日運動を行った人々が英雄視されることに驚く声や、日本人が靖国神社に参拝することについての意見もあり、様々な視点が交錯していました。
全体として、台湾の歴史や文化、日本との関係について深く考える契機となるコメントが多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
台湾が親日国と言われ始めたのは、ここ20年ぐらいだから。
国のためになくなった人たちを国をあげて篤く弔う忠烈祠は日本も見習うべき。
日本は過去にアジア諸国で犯した罪の謝罪はするべきだろね。
台湾で抗日したら英雄になれたんだ。
初めて聞いた。
別に構わないが、日本人が靖国神社に行くのも、とりわけ中共やらに、とやかく言われる筋合いはない。