トヨタがランドクルーザー300シリーズの一部改良を発表。安全装備や盗難防止機能が強化され、サイバーセキュリティにも対応。納車は未定。
今回の改良では、エクステリアデザインや基本的な機能系装備には大きな変更はないものの、法規対応や安全機能、盗難防止機能の強化が行われています。
特に、衝突被害軽減ブレーキ機能が強化され、自転車運転者に対するプリクラッシュセーフティ機能が追加されるなど、安全装備が進化しています。
また、万が一の事故時に車両の運動データや運転者の操作を記録するイベントデータレコーダー（EDR）に対応し、自動車に対するサイバー攻撃の脅威を回避するためのセキュリティ対応も施されています。
さらに、ディーゼルエンジン車の排出ガス規制（RDE）への対応も行われ、環境への配慮もなされています。
室内装備では、従来のオプティトロンメーターからインフォメーションディスプレイ内蔵のTFTカラーメーターに変更され、ZX、GRスポーツ、VXには12.3インチの大型ディスプレイが標準装備されます。
また、全グレードにコネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオが標準設定され、利便性が向上しています。
特に注目すべきは、盗難防止機能の拡充です。
新たにスマホアプリ「My TOYOTA＋」を利用して車両の始動をロックする「マイカー始動ロック」が初めて採用され、スマートキー所持者の位置を高精度に認識するシステムも全グレードに標準装備されました。
指紋認証スタートスイッチも全グレードに標準装備となり、より強固な盗難対策が講じられています。
ただし、現在はランドクルーザー300シリーズの注文が停止しており、納車までには時間がかかる見込みです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2eac4cdc33b628e7e1b90951017bdb177305b4bc
コメントでは、300系ランドクルーザーの改良内容に対する関心が高まり、特にセキュリティ機能の強化が期待されていました。
しかし、一部のユーザーは、どんなに防犯対策が施されても、盗難のリスクが完全には排除できないと懸念していました。
例えば、大金をかけて購入した車が悪質な窃盗グループに狙われる可能性や、ロックが破られることへの不安が表現されていました。
また、駐車場や自宅での安全対策についても言及され、目立つ車を所有することのリスクに対する意識が高まっていることが伺えました。
さらに、車両盗難に対する厳罰化を求める声もあり、法律の改正が盗難を減少させる可能性について触れられていました。
国内自動車メーカーに対しては、日本国内で購入できる車種が少ない現状に対する不満があり、海外向けのモデルに力を入れる傾向について疑問を呈するコメントもありました。
トヨタに対しては、国内で販売できる車のみを提供するよう求める意見もあり、消費者の期待と実際の販売状況のギャップが浮き彫りとなっていました。
全体として、セキュリティや販売戦略に関する多様な意見が交わされ、ユーザーの懸念や期待が色濃く反映されていました。