トランプの新関税がテスラに有利に働く一方で、GMとフォードには大きな逆風となる可能性があることを示しています。
ドイツ銀行のエジソン・ユーアナリストは、テスラが米国内で全ての電気自動車(EV)を組み立てているため、関税の影響を最小限に抑えられると指摘しています。
対照的に、ゼネラルモーターズ(GM)やフォード、シボレー、ステランティスなどの老舗自動車メーカーは、カナダやメキシコからの部品調達が多く、関税による影響が大きいとされています。
特にGMは約40%の車両を海外から調達しているため、新たな関税によって140億ドル(約2兆1000億円)の損失が見込まれています。
テスラのCEOイーロン・マスクは、関税の影響はあるものの、テスラの輸入部品はメキシコからのワイヤーハーネスに限られ、価格上昇は1.8%程度に留まると述べています。
これに対し、GMやフォードは5.8%以上の価格上昇が予想されています。
株式市場では、テスラの株価は約0.4%上昇した一方、GMは7%超、フォードは約4%下落しました。
アナリストは「テスラは勝者となり、デトロイトは血を流した」との見解を示しています。
しかし、テスラも関税の影響を完全には免れず、海外からの報復的な関税が発動されれば、同社の事業はさらなる打撃を受ける可能性があります。
実際、テスラの収益の51%は米国外から得られており、トランプ政権による関税政策は自動車市場全体に大きな影響を与えるでしょう。
モルガン・スタンレーのアナリストは、関税によって米国内での平均的な自動車価格が約6000ドル(約90万円)上昇すると試算しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b63f93f481d0dac61c1ce2f092264aa71114b5b5
トランプ政権による関税政策は、自動車業界にさまざまな影響を与えたとされていました。
特にテスラにとっては、米国内での生産効率を活かし、相対的に競争力を保つ要因となっていた一方で、GMやフォードなどの伝統的な自動車メーカーは逆風にさらされているとの意見が多く見受けられました。
また、EV補助金の条件が厳しくなったことで、テスラは一部の部品を米国内で生産する方向に切り替えたことが、逆に好影響を与えたとの見解もありました。
さらに、関税が中国や新興国の自動車メーカーにとって追い風になる可能性が指摘され、アジアや南米市場でのシェア拡大が予想されていました。
テスラのリセール市場が崩壊する懸念や、イーロン・マスクの影響力の低下も取り上げられ、テスラの未来に対する不安の声もありました。
全体として、トランプ関税がアメリカの自動車産業や消費者に与える影響は大きく、今後の動向が注目されているという意見が多かったです。