エジプト・ハルガダ沖で観光用潜水艇が沈没し、ロシア人観光客6人が死亡しました。現在、事故の原因調査が進められています。
要約すると2023年10月27日、エジプト・ハルガダ沖の紅海で観光用潜水艇シンドバッド号が沈没し、ロシア人観光客6人が死亡する事故が発生しました。
潜水艇には39人が乗船しており、乗客の中にはロシア、インド、ノルウェー、スウェーデンの国籍を持つ人々が含まれていました。
地元当局によると、沈没は午前10時ごろに起き、乗客のうち9人が負傷し、そのうち4人は重体とのことです。
ロシアの通信社タスは、死亡者の中に子どもが2人含まれていると報じています。
事故の原因は現在調査中ですが、ロシアのツアー業者協会は、潜水艇が暗礁に衝突し、水深20メートルで内部の空気圧が失われた可能性があると述べています。
紅海では、過去半年で観光船事故が2件発生しており、昨年11月には別の小型船が転覆し、11人が行方不明となっていることも確認されています。
シンドバッド号は数年間にわたり観光用として運航されており、ハルガダ周辺のサンゴ礁を観光客に案内していました。
乗客は水深25メートルまで潜れるツアーを楽しむことができ、英ブリストルに住むジェイムズ・オルドリッジさんは、今年2月に同様のツアーに参加した際、潜水艇の整備状況や安全対策について特に問題がなかったと語っています。
ハルガダはカイロの南東に位置し、美しいビーチとサンゴ礁で知られる観光地です。
事故の詳細については、今後の調査結果に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ae052ea820ac4f2ea0cfe0edbfacdf0a557e3e86