アメリカのバンス副大統領がグリーンランドを訪問し、デンマークの防衛投資不足を批判。地域の安全保障強化を訴え、中ロの脅威に対抗する姿勢を示しました。
彼は、デンマークがグリーンランドの防衛に対して十分な投資を行っていないと批判し、アメリカが防衛体制を再構築する必要があると主張しました。
さらに、グリーンランドの住民がデンマークから独立する可能性についても言及しました。
この地域は、豊富な天然資源や新たな航路開発の観点から、中国やロシアとの競争が激化している北極圏に位置しています。
そのため、アメリカは安全保障上の関与を強化し、中ロの影響を抑制する狙いがありますが、これに対して内政干渉との批判も予想されます。
バンス副大統領の訪問は初めてであり、トランプ大統領も同日、グリーンランド周辺で中国やロシアの船舶が航行していることを指摘し、国際社会の安全を守るためにはグリーンランドの領有が重要であると記者団に訴えました。
バンス氏は、デンマークが中国やロシアの脅威からグリーンランドを守るための防衛投資を怠っていると非難し、グリーンランドがアメリカの安全保障体制に組み込まれる方が良いと強調しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0ef40be0c5e6af6fac25d294d270ef402f24312b
米副大統領の発言に対するネットのコメントは、アメリカの安全保障政策への疑念や批判が多く寄せられていました。
特に、ウクライナ情勢を引き合いに出し、アメリカの支援が信頼できないという意見が目立ちました。
多くのコメントは、アメリカがグリーンランドの防衛を口にする一方で、実際にはその地域の住民や文化に対する配慮が欠けているのではないかと指摘していました。
また、アメリカの安全保障が自国の利益のために利用されることを懸念する声も多く、グリーンランドを防衛することが果たしてその地域のためになるのか疑問視されていました。
さらに、アメリカの外交姿勢が孤立主義的であり、他国との信頼関係を築くことが難しいという意見もありました。
特に、トランプ政権下でのアメリカの動きに対する不安が広がっており、他国との協力よりも自国の利益を優先する姿勢が批判されていました。
コメントの中には、グリーンランドの住民がアメリカやデンマークの統治を望んでいないという意見や、アメリカが過去にウクライナを見捨てたことから、今後の信頼性が疑問視されるとの意見もありました。
このように、米副大統領の発言は、アメリカの外交政策や安全保障に対する多様な視点を引き出す結果となっていました。
ネットコメントを一部抜粋
今や米国が安全保障上と言っても誰も信じないだろう。
アメリカは頼りにならない。
合衆国の「世界の警察」気取りは今だにあるのですね。
グリーンランドは「米国が防衛」、頼まれもしない所を自ら防衛と言い。
アメリカも今や、中、ロと変わりなく、領土欲、支配欲を持つようになってきたようです。