三菱のコンセプトカー「コンセプト-ZT」は、セダン市場への意欲を示したが、市販化されずに終わった。和の感性を取り入れたデザインと高い技術力が光る一台で、今後のセダン復活に期待が寄せられている。
このモデルは全長4950mm、全幅1820mm、全高1440mmの大型セダンで、当時のフラッグシップセダン「ディアマンテ」の後継として期待されていた。
デザインは「和の感性」をテーマにしており、流麗でありながらも力強さを持つフォルムが特徴。
特に、三菱のアイデンティティである「ジェットファイターグリル」を採用したフロントマスクや、アルミスペースフレーム構造を用いた剛性と軽量化を両立したボディが注目を集めた。
内装には液晶画面を全面に採用し、操作性にも配慮がなされている。
エンジンは2.2リッタークリーンディーゼルターボで、最高出力188psを誇り、駆動方式には電子制御4WDが採用されていた。
しかし、セダン市場の縮小や三菱の戦略により、コンセプト-ZTの市販化は実現せず、現在に至るまで大型セダンの販売は行われていない。
セダン市場が小さくなっている中、三菱の今後の展開に期待が寄せられている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/069cec57dfebb3948793f39f51c24b450666a3e2
コメントでは、三菱のセダン復活に対する期待感が表現されていました。
特に、内装の木質部の高級感についてはトヨタに見習ってほしいという意見がありました。
また、デザインに関しては、顔やサイドのキャラクターラインには個性が感じられるものの、ノーズがもう少し長ければ流麗なスタイルになったのではないかという意見もありました。
価格については700万円以下であれば購入を検討するが、それを超えると厳しいとの意見がありました。
エンジンや四輪駆動システムについては、デリカD:5との関係性が見えるとのコメントもあり、完成度は悪くないと評価されていました。
ただし、過去のセダンが売れていた時代と異なり、現在は各社のライバルが多く、競争が厳しいと感じている人もいました。
また、三菱の過去のラインナップに懐かしさを感じるコメントも多く、特にディアマンテやランエボ、パジェロなどの復刻を望む声が上がっていました。
全体としては、三菱には期待できないとの意見もあり、デザインの悪さや市場での競争力に対する懸念が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
内装の木質部の高級感を、トヨタは見習うべき。
たしかに完成度は悪くない。
当時はまぁセダンは売れてたが、レクサスの日本開業に、各社のライバルだらけ。
ディアマンテ、ランエボ、レグナム、パジェロ、デリカ…。
あの頃の三菱、魅力的なクルマたくさんあったねぇ。
いまの三菱には期待できない。