ゼレンスキー大統領が、中国人155人がロシア側でウクライナ戦争に参加していると主張。中国政府はこれを否定し、ウクライナは中国の行動に懸念を示しています。
この発言は、ウクライナが中国に対してロシアに人員を供給していると公に非難した初めてのケースであり、ゼレンスキー氏は8日に拘束した中国人戦闘員2人の存在も明らかにしました。
彼は、これらの中国人がロシアで訓練を受けた後、ウクライナの戦場に送られていると述べ、さらに多くの中国人が紛争に関与している可能性があると警告しました。
拘束された中国人兵士2人の尋問の様子を収めた動画が公開され、彼らはロシア兵と共に捕らえられた経緯を語っています。
一方で、中国政府はゼレンスキー氏の発言に対し、無責任な発言を避けるよう求め、ロシア側で戦っている中国人は個人の判断であると強調しました。
ゼレンスキー氏は、中国がロシアに武器を供給していると主張し、アメリカや他国に対して中国の行動に対する対応を求めています。
米政府も、中国人がロシア側で戦っているという報告を憂慮すべきものとし、ウクライナの疑念を支持しています。
中国は、ウクライナ危機に対して中立的な立場を維持しようとしているものの、ロシアとの経済的関係が深いことから、その立場に疑問を持たれています。
ロシアは2022年にウクライナへの侵攻を開始し、現在もウクライナの約20%の領土を支配しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e773202ebbcac1c1da60525f425bb37a6e683a85
ゼレンスキー氏が中国人155人のロシア側参加を主張したことに関して、ネット上では多様な意見が交わされました。
多くのコメントでは、ウクライナ戦争の現状や国際的な力関係についての分析が行われていました。
特に、ロシアと中国という二大軍事大国が手を結んでいる状況に対し、アメリカやNATOの立場が厳しくなる可能性が指摘されていました。
また、外国人兵士が戦争に参加する理由として、経済的な動機や軍事経験の獲得が挙げられ、戦争が国民に与える影響について懸念する声も多く見られました。
さらに、中国政府の沈黙や、捕虜の扱いについても疑問が呈され、戦争の終結を望む声が強調されていました。
全体として、戦争の悲惨さや人々の苦しみを考慮しつつ、国際的な問題を冷静に見つめる姿勢が伺えました。