自転車事故が増加する中、11月1日から道路交通法が改正され、自転車の「ながらスマホ」と酒気帯び運転に対する罰則が強化される。罰金が最大10万円に引き上げられ、事故の危険性が増す中での対策が求められている。
従来、自転車の「ながらスマホ」による違反は5万円以下の罰金だったが、改正後は6か月以下の懲役または10万円以下の罰金が科されることとなった。
警視庁のデータによると、2014年から2018年の間に「ながらスマホ」が原因の自転車事故は329件だったが、2019年から2023年にかけては507件に増加しており、約1.5倍の増加率を示している。
自転車事故は「ながらスマホ」だけでなく、ドライバーが予測困難な状況に遭遇することも多く、特に車の陰から突然自転車が飛び出してくるケースが危険視されている。
さらに、飲酒運転に関しても、従来は「酒酔い運転」に対する罰則は存在していたが、新たに「酒気帯び運転」にも罰則が適用されることとなり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。
これにより、例えば「日本酒の蔵元を回る楽しいサイクリング」や「仕事終わりのコンビニでの晩酌をしながらの自転車移動」といった行為が禁止される可能性が高まっている。
自転車利用者と車両運転者の双方にとって、より安全な交通環境を実現するための法改正となることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/94111674f372a65fe813862abd2f80b33f0e5f6c
自転車事故の増加に対する懸念が多くのコメントで表明されていました。
特に、自転車が車道を逆走したり、信号無視をするケースが増えており、これが交通事故の原因となっているとの意見がありました。
また、ながらスマホ運転や酒気帯び運転も事故を引き起こす要因とされ、厳しい罰則の必要性が強調されていました。
多くのコメントでは、11月1日から施行された道路交通法の改正後も、警察の取り締まりが不十分であると指摘され、実効性のある取り締まりを求める声が上がっていました。
自転車専用の取り締まり部隊を設ける提案や、交通ルールの教育を強化すべきとの意見もありました。
さらに、自転車事故が発生した場合の責任の所在についても議論があり、自転車側の過失が軽視される現状に対する不満が見受けられました。
全体として、交通安全に対する意識の向上と、法改正に基づく厳格な取り締まりの実施が求められていました。
ネットコメントを一部抜粋
自転車は小回りが利くので自動車の間を縫うように走行する自転車を結構目にする。
警察も中々人手不足で手が回らない様だが、11月1日からの道路交通法改正は良い機会。
ながらスマホや酒気帯び運転など事故の直結する違反は当然だが、それ以外にも無灯火や逆走行、信号無視などの違反に関しても常時厳しく取り締まった方が良い。
自転車も原付も、情け無いことに二段階右折をきちんとやっている人を見かける方が珍しい。
警察は見て見ぬふりせずにガンガン取り締まって欲しい。