ホンダの2024年上半期決算はHV好調で過去最高も、通期純利益は下方修正。
この期間の四輪車販売台数は前年同期比で8.0%減の177万9千台となったものの、連結売上台数は米国での電気自動車(EV)販売の増加により前年同期比4.8%増の139万6千台を達成しました。
特に収益性の高いHVの販売が堅調に推移したことが業績を押し上げました。
一方で、ホンダは2025年3月期の当期純利益予想を前回より500億円少ない9500億円に下方修正しました。
その理由として、中国市場の低迷や米国でのEVインセンティブの増加が挙げられています。
四輪車の世界販売台数見通しも10万台減の380万台に引き下げられました。
二輪事業も好調で、営業利益は前年同期比28.6%増の3258億円に達し、営業利益率も16.1%から18%に上昇しました。
とはいえ、諸経費や研究開発費の増加、為替変動は減益要因となっています。
通期の営業利益見通しは据え置かれており、想定レートの修正が増益要因となる一方、中国の販売見通しの引き下げやEV関連のインセンティブの上昇が利益を圧迫しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/453584cf9eca40c21f0ace014f1cfb172315a687
ホンダの2024年上半期決算に関するコメントでは、ハイブリッド車の販売が好調である一方、中国市場での生産減少が純利益に大きな影響を与えたことが指摘されていました。
特に、中国市場での生産が40%減少したことや、投資判断のミスが影響を及ぼしたという意見が多かったです。
また、EVシフトが急速に進む中で、企業の経営判断が難しくなり、今後は人員の振り分けや工場の淘汰が必要になるのではないかという見解もありました。
さらに、ホンダとトヨタの競争関係についても言及があり、ホンダの利益率向上を期待する声や、社長の交代を求める意見も見られました。
全体として、ホンダの業績は好調な部分もあるものの、中国市場の厳しさやEVへの対応が今後の課題として浮き彫りになっていました。
ネットコメントを一部抜粋
ホンダね純利益が減ったのは中国生産減と中国投資判断ミスでは無いのか
持分法による投資配分って今年だけじゃなくね?
ホンダもトヨタも、米国のハイブリッド車が好調で、中国で大苦戦。
最後の一行の意味することをどれだけの日本人が理解しているのだろうか?
ホンダもトヨタほどではないにせよ好調そうで何より。