ホンダ・レーシングが鈴鹿で新開発のレース用エンジン「HRC-K20C」を発表。シビックタイプRのエンジンを基に、耐久性を重視した高性能エンジンで、異なる仕様が用意されています。
要約するとホンダ・レーシング（HRC）が鈴鹿サーキットで新たに開発したレース専用エンジン「HRC-K20C」が注目を集めています。
このエンジンは、現行のシビックタイプRに搭載されているK20C型2リッターターボエンジンをベースにしており、特に耐久性を重視して設計されています。
HRC-K20Cは、300馬力台から600馬力クラスまでの4つの仕様が用意されており、各仕様は異なるレギュレーションに対応することを目的としています。
具体的には、北米市場向けのDE5型アキュラ・インテグラタイプSを基にしたSpec Bが、TC AmericaのTCXクラスに参戦しています。
また、2024年6月にはパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにも出場予定です。
さらに、HRC-K20Cの生産はアメリカ・オハイオ州のアンナエンジン工場で行われ、市販車用のK20Cエンジンと同様の製造プロセスが採用されています。
最近、スーパーフォーミュラの2024年シーズン最終戦を前に、Spec D仕様の実走テストが鈴鹿サーキットで行われ、テスト走行は成功したとのことです。
HRCは、異なる馬力クラスに対応可能なこのエンジンの高いポテンシャルと低コストを両立させる特性を生かし、一般販売の可能性も探っているようです。
これにより、HRC-K20Cは今後のモータースポーツシーンにおいて重要な役割を果たすことが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3ae69a965d965ff7c1b4c3d5ce41b07fcbaa63f1