ホンダが原動機付自転車『タクト』など5万台をリコール。ミッションオイル漏れで走行中に後輪がロックする恐れあり。
要約するとホンダベトナムは、原動機付自転車『タクト』および『Dunk』のリコールを発表しました。
このリコールは、2013年12月から2015年9月に製造された計5万1493台が対象となります。
原因は、クランクケースからミッションオイルが漏れる可能性があるためで、製造工程における不適切さが指摘されています。
この問題により、ミッションオイルの漏れが発生すると、潤滑不良が引き起こされ、異音が発生する恐れがあります。
さらに、最悪の場合、ベアリングの破損が起こり、走行中に後輪がロックする危険性もあります。
リコールの対応としては、全車両のミッションオイル量を測定し、規定量に満たない場合にはミッションケースの交換やベアリングの新品交換が行われます。
また、規定量以上の場合でも、ミッションケースの接合面を清掃し、新品のガスケットを使用して再組み立てを行います。
これまでにこの不具合に関する報告は2件ありましたが、事故の発生は報告されていません。
ホンダは、リコールの実施を通じて安全性の向上を図る意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8b299c0eaafef32efd38e3eb7016ee291a669b07