「ルメール」が恵比寿に新旗艦店をオープン。1960年代の日本家屋を改装し、多文化が交差する空間を提供。ファッションやアートのイベントも予定。
この店舗は、パリとソウルに続く3店舗目で、1960年代の個人邸宅を改装したもので、日本家屋の特徴を活かし、静謐で多文化が交差する空間を提供しています。
店舗面積は170平方メートルで、1階と2階の2フロア構成となっており、ウィメンズとメンズのコレクションに加え、バッグやアクセサリーも取り揃えています。
店内は、日本の伝統的な要素と「ルメール」の独自の視点を通じた多国籍な文化が融合したデザインが施されています。
家具にはビンテージのキリムラグや手織りの綿入りパネル、アバカマット、ヨーロッパのデザイナーによる作品が配置され、漆喰や竹製のすだれ、障子といった日本らしい素材が周囲を囲んでいます。
また、「アウト オブ ミュージアム(OUT OF MUSEUM)」との協業も続けており、小林眞オーナーが厳選した民芸品やアート作品が展示されています。
新店の設計について、クリストフ・ルメールとサラ・リン・トランのアーティスティックディレクターは、コレクションと家庭的な温もりの結びつきを強調しています。
CEOのレティシア・メルギーは、訪れる人々に自宅にいるかのような感覚を与えることを目指していると述べています。
オープン時には、作曲家カリ・マローンがキュレーションしたプレイリストや、「トゥエルブブックス」が集めた女性アーティストに関する出版物が並び、今後は展覧会やコンサートなどのイベントも予定されています。
「ルメール」を中心に、ファッション、音楽、アート、インテリアなど多彩な文化が交差する場所を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1a1d3ddcff0beb75e364e2d16120487471fc512f