石破茂首相が決選投票で選出、少数与党内閣が発足へ
石破首相はその後、皇居での首相任命式と閣僚認証式を行い、同日夜には第2次石破内閣を発足させる予定です。
今回の内閣改造では、衆院選で落選した法相や農相を含む3名の閣僚が交代し、その他の閣僚は再任されることが決まっています。
少数与党内閣としての発足となるため、厳しい政権運営が予想されており、与党の過半数割れが影響を及ぼすことが懸念されています。
石破首相は、国民民主党の玉木雄一郎代表との会談を行った後、野田氏とも党首同士で会い、政治改革を含む国会対応において協力を求める意向を示しています。
第1次石破内閣は同日午前に臨時閣議で総辞職し、石破首相は夜に記者会見を開き、2024年度補正予算案や法案審議に向けた取り組み方針を説明する予定です。
また、衆院本会議での首相指名選挙では、初回投票で過半数を得る候補が現れなかったため、決選投票に進むこととなり、これは1994年の村山富市首相以来、30年ぶりの出来事となります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/92588da38091123876704a4e088d0323650cb237
石破首相の選出に関するコメントでは、国民の投票権の重要性が強調されていました。
特に、党代表選挙や首相指名選挙に国民が投票できない現状に対して、国会議員が無効票を投じることは国民への裏切りであるとの意見がありました。
また、少数与党の状況についても、予算委員長が立憲に取られたことから、強行採決が難しく、実質的に機能しない状態になるとの懸念が示されました。
決選投票においても、議員が自党の党首名を書くことが無効票を助長する行為であると批判され、政治家やマスコミが民主主義の基本を強調しながら無効票を容認することに対する失望感が表明されました。
さらに、自公政権が続くことに対する残念さや、官僚に依存した運営が続く限り野党が改革を進めるべきとの意見もありました。
国民や維新が自公を下野させる気がなかったことに対する失望も多く、政治の現状に対するガッカリ感が広がっていました。
石破内閣の誕生を受けて、今後の政治の行方に対する不安や、国会での議論が本来の民主主義を取り戻すために重要であるとの期待が寄せられていました。