北朝鮮からロシアに訪れた3700人の留学生が、実は派遣された兵士である可能性が指摘されています。専門家は、急増の背景に北朝鮮軍の派兵があると考えています。
要約すると最近の報道によると、北朝鮮からロシアを訪れた留学生の数が過去3カ月間で約3700人に達したことが明らかになりました。
しかし、専門家の間では、これらの訪問者が実際には北朝鮮の兵士である可能性が指摘されています。
米国の自由アジア放送(RFA)がロシアの連邦統計庁のデータを引用し、今年の第3四半期に北朝鮮からロシアに訪れた外国人のうち、3765人が学業を目的としていると報じました。
この数は、今年の第1四半期と第2四半期に比べて大幅に増加しています。
専門家は、この急増が最近の北朝鮮軍の派兵と関連しているのではないかと考えています。
通常、北朝鮮は学業を装って外国から労働者を受け入れたり、海外に人を派遣したりすることがあるため、今回のケースもその一環である可能性があります。
しかし、ロシア国内での北朝鮮労働者の状況に詳しい情報筋は、両国が国際法を無視している現状から、訪問目的を偽装することは考えにくいと述べています。
また、北朝鮮は最近、ロシアに労働者をほとんど派遣していないため、これらの訪問者が兵士であるという見方が強まっています。
さらに、米国のホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障会議(NSC)戦略広報調整官は、北朝鮮が10月初旬から中旬にかけて少なくとも3000人の軍人を船でロシアに移動させたと発表しています。
この状況は、北朝鮮とロシア間の密接な軍事的関係を示唆しており、国際社会における安全保障上の懸念を引き起こしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dc6c8acd27b4cda3112c974387f8f0cb5c4ec455