LGエナジーソリューションがスペースXにバッテリー供給を開始。次世代宇宙船「スターシップ」に搭載予定で、宇宙探査分野でもその信頼性が評価されている。
この契約は、同社のバッテリー性能が宇宙船という厳しい品質基準を満たすものであることを示しており、世界的にその信頼性が認められた結果である。
具体的には、現在、従来の主力製品である2170円筒形バッテリーセルが供給されており、将来的にはオーダーメード型のバッテリー開発も視野に入れている。
これらのバッテリーは、早ければ来年に公開予定の次世代スペースシャトル「スターシップ」に搭載される見込みであり、この宇宙船は月や火星探査を目指して開発されている。
スターシップは、米航空宇宙局(NASA)が進める「アルテミス」プロジェクトの一環として、半世紀ぶりに人類を月面に送るミッションにも使用される予定だ。
業界では、LGエナジーソリューションがテスラの電気自動車(EV)向けにバッテリーを供給して築いた信頼が、スペースXとの契約獲得に寄与したと考えられている。
また、同社はテスラに4680バッテリーを供給する予定であり、EV市場の需要停滞にもかかわらず、最近は兆単位のバッテリー受注を相次いで獲得している。
さらに、米国のEV企業リビアンとの間で、次世代円筒形バッテリーの供給契約を結び、ドイツのメルセデスベンツへの供給も発表している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2e43ce3a30236a9bb1c497711bc43571c43a3840
LGエナジーソリューションがスペースXにバッテリー供給を開始したニュースに対するコメントでは、主に日本の技術力や市場シェアについての懸念が表明されました。
特に、DRAMやフラッシュメモリ、液晶パネルなどの分野で韓国のサムスンやLGにシェアを奪われてきた日本が、今後の蓄電池分野でも同様の状況に直面するのではないかという危惧が語られました。
宇宙用の特殊な高品質なバッテリーの需要が高まる中、日本企業の競争力が問われるという意見が多くありました。
また、ISS(国際宇宙ステーション)におけるGSユアサの特製大型リチウム電池の使用についても言及され、スペースXが汎用品を使用する方針を取っていることに対しての考察もありました。
このような背景から、安物買いの銭失いにならないよう祈る声や、過去のアポロ1号の悲劇が繰り返されないよう願う意見も見られました。
全体として、技術の進展と安全性の確保が重要であるという合意が形成されていました。
ネットコメントを一部抜粋
日本は、DRAM/フラッシュ/液晶パネルなどでサムソンとLG にシェアを大きく奪われてきた。
今回は宇宙用の特殊な高品質な少量生産になるバッテリーだとは思うけど、蓄電池分野でも中国、韓国にシェアを大きく奪われそう。
ISS国際宇宙ステーションはGSユアサの特製大型リチウム電池だったと思います。
安物買いの銭失いにならないようお祈りいたします。
アポロ1号の様な悲劇が繰り返されませんように。