北朝鮮とロシアが有事に軍事援助を定めた条約を締結し、事実上の軍事同盟と見なされています。無期限のこの条約は国際情勢に影響を与える可能性があります。
この条約は、北朝鮮が6月19日に平壌で署名したもので、特に有事の際に両国が相互に支援を行うことを定めています。
韓国メディアによると、この条約は事実上の軍事同盟と見なされており、期限は無期限とされています。
条約の全文には全23項目があり、その中でも第4条が重要視されています。
この条項では、国が侵攻を受けて戦争状態となった場合、国連憲章第51条および各国の国内法に基づき、即時に軍事援助を提供することが明記されています。
最近、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア南西部での越境作戦において北朝鮮兵とロシア軍が交戦したことを明らかにしており、北朝鮮のロシア軍への派兵が現実味を帯びています。
このような背景から、北朝鮮とロシアの関係が今後どのように進展するのか、国際社会からの注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c68a21c00d180add08ee83875d678bcb0b821bf3
北朝鮮とロシアの軍事同盟条約締結に関するコメントでは、まず北朝鮮がこの取引から何を得られるのかが疑問視されていました。
多くの意見が、ロシアの戦争に北朝鮮が巻き込まれる可能性や、韓国との戦いを避けることで損耗するリスクについて述べられました。
特に、北朝鮮が外貨獲得のために傭兵としての役割を果たす可能性も指摘されていました。
一方で、朝鮮戦争が再発した場合、中国の支援があれば十分であり、ロシアに頼る必要はないとの意見もありました。
これは、中国依存からの脱却を目指す動きとも関連していると考えられます。
さらに、北朝鮮が制裁を受けている状況下で、ロシアとあからさまに軍事同盟を結ぶことは難しいとの見解もありました。
ロシアが約束を反故にする可能性や、プーチン政権の安定性に対する懸念もコメントの中で取り上げられました。
日本に対する包囲網が形成されているとの指摘や、北朝鮮内部の不安定さを示唆する意見もあり、全体として北朝鮮とロシアの関係の先行きに対する懸念が強く表れていました。