米国務省が北朝鮮軍のロシア派遣を発表。ウクライナ軍にとって脅威も、北朝鮮軍の能力には疑問が残る。戦局への影響は不透明。
これにより、1万人以上の北朝鮮軍の参戦は、兵力が減少しているウクライナ軍にとって「脅威」となる可能性があると多くの軍事専門家が指摘している。
しかし、北朝鮮軍の戦闘能力や士気には疑問があり、ロシア軍との連携においても問題があるとの情報が流れているため、北朝鮮軍の参戦が戦局にどのような影響を及ぼすかは不透明である。
ロシアのプーチン政権は、2022年9月に部分的動員を実施したが、国内の混乱や動揺から契約兵の確保が難しくなり、北朝鮮に兵力を求めたと考えられている。
ウクライナの軍事専門家クザン氏は、北朝鮮軍がクルスク州に投入されることで、露軍の主力部隊がウクライナ東部に転戦する可能性があると警告している。
もし露軍の兵力が増強されれば、ウクライナ軍の劣勢がさらに深刻化することが懸念される。
また、クルスク州では、露軍とウクライナ軍の戦局が膠着状態にあるが、北朝鮮軍がこの状況を変える可能性があるとの見方もある。
しかし、北朝鮮軍の質に対する疑問も多く、米紙ウォールストリート・ジャーナルは、派遣された北朝鮮軍部隊が若者中心で体格が貧弱であることから、精鋭部隊ではない可能性を指摘している。
韓国の情報機関も、北朝鮮軍が現代戦における無人機の使用などについて理解が乏しいと報告しており、北朝鮮軍が戦場で「弾除け」としての役割しか果たせないとの見方も示されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/76d865daf81ec120b6b295265ed4995a0cc84ce6
コメントでは、北朝鮮軍のロシア派遣がウクライナ戦局に与える影響について、さまざまな視点が示されました。
多くの意見では、北朝鮮がロシア軍に参加することで、ロシア側には兵員の確保や実戦経験の獲得が期待されるとされていました。
具体的には、北朝鮮は金銭や資源を得られ、中国依存から脱却できる可能性があると考えられていました。
また、韓国軍との地上戦を想定した経験を得ることで、米軍との戦闘に役立つとする意見もありました。
一方で、北朝鮮兵士の参戦がロシア軍にとって事実上の連合軍となるとの見方や、過去の軍事協力における問題を指摘する声もあり、ロシア軍の実力に対する疑念が表明されていました。
さらに、ロシア軍が過去に配下の外国軍に対して低評価の記事が多かったことを挙げ、北朝鮮軍の実力についても懐疑的な見解が示されました。
このように、北朝鮮軍の派遣に関するコメントは、戦局における両国のメリットやリスクを考慮した多様な意見が交わされていました。