バイデン大統領がペルーで習近平国家主席と会談し、北朝鮮兵のウクライナ参戦や台湾問題を議論する予定です。
要約するとペルーでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席するため、米国のバイデン大統領は16日に中国の習近平国家主席と会談することが決まりました。
この会談では、ロシアのウクライナ侵略に北朝鮮兵が参戦している問題や、中国の東・南シナ海における軍事的圧力について議論される予定です。
バイデン大統領は、北朝鮮兵がロシア軍と共にウクライナ軍に対する作戦を開始したことに対して「深い懸念」を表明し、これが欧州及びインド太平洋地域の安定に与える悪影響についても取り上げる意向です。
また、米国の重要な民間インフラに対するサイバー攻撃を容認しない姿勢を示し、中国の台湾周辺での軍事活動の活発化についても懸念を示す見込みです。
特に「台湾海峡の平和と安定の維持の重要性」を強調し、一方的な現状変更を牽制することが重要とされています。
さらに、中国海警局の船によるフィリピン船への危険な妨害行為についても言及されるでしょう。
米中間の衝突を回避するため、軍を含めた意思疎通の維持も確認される見込みです。
サリバン大統領補佐官は、この会談がトランプ次期大統領への円滑な政権移行を確保する機会であると述べていますが、実際には形式的なものになる可能性もあり、両国の取り組みの進展を確認するにとどまるかもしれません。
一方、トランプ氏は対中強硬派を政権人事に起用しており、習政権との対決姿勢を強めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b423c2aa58920109967637b6a07dc202437908ea