三上博史が11月から全国4都市で『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ〔ライブ〕』を上演。彼の舞台への挑戦と作品への思いが語られる。
要約すると三上博史が11月26日から東京・PARCO劇場を皮切りに全国4都市で上演する舞台『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ〔ライブ〕』についてのインタビューが行われた。
三上は1980年代末から1990年代にかけてトレンディードラマでの活躍が印象的だが、実はアングラ演劇の先駆者である寺山修司の監督したフランス映画でデビューを果たした。
2000年代以降はテレビや映画だけでなく舞台でも存在感を発揮し、円熟した演技で観客を魅了している。
今回の『ヘドウィグ』は、2004年と2005年に三上が主演した作品のライブバージョンであり、彼自身が日本での初演を強く希望したことから実現した。
三上は、30代の頃から役者としての道に迷いを感じていたが、寺山の没後20年記念公演をきっかけに舞台への挑戦を決意。
アメリカの地方都市で『ヘドウィグ』を観た際、楽曲の魅力に惹かれ、自身の舞台への思いが再燃したという。
この作品は、性別適合手術に失敗したロックシンガーのヘドウィグが、自分のかたわれを探し求める愛の物語で、1997年にオフ・ブロードウェイで上演されて以来、世界中で大ヒットを記録。
日本でも多くのアーティストが演じてきたが、三上の初演は特に伝説的なものであり、今回のライブバージョンでの復活は彼にとって特別な意味を持つ。
三上は「残りの人生、きれいに生きたい」と語り、舞台を通じて自らの感性を表現し続ける意欲を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3cd679f6d9fc7a40a432a8e33a24abf9947dc7c1