プーチン大統領が新型ミサイル「オレシュニク」の発射を報復と主張し、ウクライナとの緊張が高まる中で国際的な影響が懸念されています。
要約するとロシアのプーチン大統領は21日夜、ウクライナ東部ドニプロにおいて同日発射された最新の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」が、米国と英国がウクライナに供与した長射程ミサイルによるロシア国内攻撃への「報復」であると発表しました。
プーチン氏は、オレシュニクの発射がロシアの防衛能力を示すものであり、今後もロシア国内への攻撃が続く場合には同様の報復を行うと警告しました。
ウクライナ空軍は、ロシア軍がドニプロの企業を標的にした大陸間弾道ミサイル（ICBM）の発射を確認したと報告しています。
プーチン氏は、オレシュニクによる攻撃がドニプロの軍需工場に損傷を与えたと主張し、このミサイルは音速の10倍で飛行し、米国製の防空システムでは迎撃が不可能であると強調しました。
また、ウクライナによる長射程ミサイルの発射には、米英の専門家が関与しているとの見方も示されました。
タス通信によれば、ロシアのペスコフ大統領報道官は、オレシュニクの発射情報が米露間のシステムを通じて発射の30分前に米国側に自動通知されていたと説明しています。
これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は、オレシュニクの発射を「明確な戦争の激化」と非難し、国際社会に対してロシアの行動に対する警戒を呼びかけています。
この一連の動きは、ロシアとウクライナの緊張が高まる中での新たな軍事的対立を示しており、国際情勢に与える影響が懸念されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e48b345669845dbc18595d47c6f0bc3ab0e9663d