ロシアが新型中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を量産化し、ウクライナに対する脅威を強化。プーチン氏は迎撃不可能と強調し、核使用条件も引き下げ。
このミサイルは、実戦使用を含むさらなる実験が行われる予定で、プーチン氏はその効果や威力が「戦略兵器に匹敵する」と強調し、敵の迎撃は不可能であると述べました。
プーチン氏の発言は、国防省の高官や軍需企業の幹部との会合で行われ、米英からウクライナに供与された長射程兵器がロシア国内への攻撃に使用されたことに対する強い反発が背景にあります。
また、19日には核兵器使用に関する国家文書を改訂し、通常兵器による攻撃に対する核使用の条件を引き下げることを決定しました。
ウクライナ国防省情報総局は、オレシュニクがロシア南西部のアストラハン州から発射され、15分後にウクライナ東部のドニプロに着弾したと報告しています。
このミサイルは6つの弾頭を搭載し、最終段階の速度はマッハ11を超えるとされています。
中距離弾道ミサイルは射程が3000キロから5500キロと定義され、ロシア西部からは欧州全域が射程に入ります。
なお、米露間には中距離核戦力全廃条約が存在しましたが、2019年に失効しています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、新たな脅威に対応するための防空システムについて、パートナー国との協議を開始したことを明らかにしました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3cd8b327881a256f976143732609c4384a2c917a
ロシアの新型ミサイルの量産化に関するコメントでは、ウクライナに対する脅威が強調されていました。
特に、ミサイルの精度や威力が従来の兵器と比較して非常に高く、迎撃が難しいとの意見が多く見られました。
過去の戦争との関連性を引き合いに出し、特にヒトラーのロンドン空襲やSS-20中距離弾道弾の例が挙げられ、歴史は繰り返すのではないかという懸念も示されていました。
ウクライナ側からの無人機やATACMSによる攻撃が続いているものの、弾数が限られており、効果的な防衛が難しいとの指摘もありました。
さらに、ロシアのミサイルが大量に生産されることで、他国との軍事同盟の意味が薄れるのではないかとも考えられました。
特に、NATO加盟国にとって、ロシアの圧倒的な軍事力に対抗するのが難しくなるとの懸念が強調されていました。
ウクライナが負けを認めるべきだとの意見もあり、これ以上の世界経済の混乱を避けるべきだという見解が示されていました。
全体として、ロシアの新型ミサイルがもたらす影響や、ウクライナの防衛の難しさに対する不安が多くのコメントに表れていました。