スーパーカブ50が2023年12月に生産終了。70年の歴史を持つ原チャリが消えゆく中、ファンからは惜しむ声が広がっている。
これにより、総排気量50cc以下の原動機付き自転車、いわゆる「原チャリ」の生産が終了する見込みで、ファンからは嘆きの声が上がっている。
スーパーカブは1958年に初代モデルが発売されて以来、低燃費と高い信頼性を武器に、ビジネスや通勤、通学など多様なシーンで活躍してきた。
これまでの生産台数は1億台を超え、特にスーパーカブ50は70年近い歴史を持つ。
生産終了の理由は、来年秋から施行される排ガス規制の強化に対応できないためであり、スーパーカブの他のモデル(110cc、125cc)は今後も生産が続けられる。
スーパーカブ50は長年にわたり、新聞や郵便配達用の「ビジネスバイク」としての地位を確立していたが、1990年代後半からは「趣味のバイク」としての側面も強まり、レトロでおしゃれなイメージが若者に受け入れられるようになった。
現在では、全国にオーナーズクラブが存在し、ファン同士の交流が行われている。
このように、スーパーカブ50は単なる交通手段を超えて、独自の文化を形成してきた。
生産終了に伴い、ファンたちは最後のチャンスとして製品を手に入れようと、駆け込み需要が発生している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b0bec96e34acfea0ef1956c24d87259de3d2992d
スーパーカブ50の生産終了に関するコメントには、さまざまな意見が寄せられました。
多くの人が排ガス規制が原因で50ccエンジンの存続が難しくなったことに疑問を持っていました。
特に、125ccの新しい原付が本当に需要があるのか、価格が上がることへの懸念が示されていました。
さらに、長距離移動を考えない場合、電動車両で十分ではないかという意見もあり、電動モペットの可能性についても言及されていました。
これらの意見から、電動化が進む中で、ガソリンエンジンの排気量を見直す必要があるのではないかとの考えも浮かび上がりました。
ネットコメントを一部抜粋
排ガス規制で50ccエンジンの存続が無理だからと言って、125ccに出力制限で新原付として需要が有るのか疑問に思う。
もう原付免許を無くして、バイクに乗るなら小型免許を取得させた方がいいと思う。
排ガス規制で原付作れなくなった以上原付免許は身分証として以外使い道が無い。
キックボードを売るためには、原付50ccは邪魔であり、排除するために環境の観点で厳しくしたのかなと。
販売台数がピークと比較して大幅に減っていたなら、50ccの排ガス規制は必要だったのだろうか?