シカゴ・カブスがマシュー・ボイドと2年2900万ドルで契約合意。ボイドは復活を果たし、先発投手陣の強化を図る。今後の補強にも期待が寄せられる。
ボイドはガーディアンズからフリーエージェント(FA)となった左腕投手で、契約内容は2年2900万ドル、年俸1450万ドルに加え、各年50万ドルの出来高が設けられているため、最大で3000万ドルを得る可能性がある。
ボイドは来年2月に34歳を迎えるベテランで、主にデトロイト・タイガースで活躍してきた選手である。
今季はトミー・ジョン手術からの復帰を目指し、6月にガーディアンズと契約。
7月からマイナーリーグでリハビリを行い、8月にはメジャーに復帰。
8試合に先発し、39回2/3を投げて2勝2敗、防御率2.72、46奪三振を記録した。
ポストシーズンでも3試合に先発し、防御率0.77という素晴らしい成績を残し、復活を印象付けた。
カブスは昨季、ポストシーズン進出を逃したため、先発投手の補強が急務であり、ボイドの獲得はその一環として位置付けられている。
今季、カブスの先発投手陣には今永昇太、ジェイムソン・タイオン、ハビアー・アサッド、ジャスティン・スティール、カイル・ヘンドリックスの5人が130イニング以上を投げたが、ヘンドリックスはFAとなり退団したため、その穴を埋める形でボイドの獲得が実現した。
これにより、左腕の三本柱が確立され、先発ローテーションの安定が期待される。
今後もカブスはブルペンや捕手の補強を進める見込みであり、特にコディ・ベリンジャーのトレードの噂も注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f8ec74b5bf2fa765da1cfeade833334f1a822b2a