北朝鮮が今月下旬に党中央委員会総会を開催し、2024年の政策を決定予定。米国や韓国との関係が焦点に。
要約すると北朝鮮は3日、重要政策を討議する朝鮮労働党中央委員会総会を今月下旬に開催することを発表しました。
この総会では、2024年の党や国家の政策を総括し、2025年の施政方針を決定する予定です。
特に注目されるのは、トランプ前大統領が再選した場合の米国に対する外交政策や、核・ミサイル開発に関する国防政策の新たな方針が示されるかどうかです。
党政治局が2日にこの開催を決定したことから、今後の動向が注視されています。
昨年12月の総会では、金正恩総書記が韓国との関係を「敵対的な2つの国家」と定義し、南北統一政策からの大きな転換を表明しました。
この発言を受け、北朝鮮は今年10月に南北を結ぶ道路や鉄道を爆破し、軍事的緊張が高まっています。
また、金氏は6月にロシアのプーチン大統領と包括的戦略パートナーシップ条約に署名し、ウクライナ侵略を支援するための大規模派兵を行いました。
これにより、軍事面での協力強化が予想されます。
かつてトランプ政権下では米朝首脳会談が行われ、両国の関係は良好でしたが、最近の金氏は米国との対話に否定的な姿勢を示しており、今後の外交の行方は不透明です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1d1ee39473bf5a275ae4916d09ae462bd3e2e7ca