ブラジルで無免許運転が急増、特に北部で20%超え。運転技術不足と経済的障壁が影響。
この調査によれば、ブラジル国内でオートバイを運転する人の12%以上が10年以上無免許で運転していることが判明しており、特に北部や北東部ではこの割合が約20%に達している。
調査対象者の約2/3は独学や親族、友人から運転を学んでおり、正式な運転訓練を受けたことがないことが多い。
無免許運転者の中には18歳未満で運転を始めた人も多く、これが免許取得率の低さや未熟な運転技術の原因とされている。
2000年から2023年にかけて、ブラジル国内でのオートバイの台数は約9倍に増加し、400万台から3500万台に達しているが、これに伴い交通事故も増加している。
特にオートバイ運転者の死亡者数は2000~2004年の約1万8千人から、2015~2019年には約6万人に達し、3倍以上の増加を記録した。
調査対象者の34%がオートバイを仕事に使用しており、これも事故リスクを高める要因となっている。
さらに、調査対象者の半数以上が過去に事故を経験している。
交通安全の専門家であるダヴィ・ドゥアルテ氏は、運転免許取得プロセスを簡素化する必要性を訴えており、特に地方や低所得層にとって免許取得の経済的負担が大きな障壁となっていると指摘している。
免許取得には医療検査費用や試験費用、教習所の費用を含めて2千~2500レアル(約5万~6万2千円)が必要であり、これは多くの人にとって大きな課題である。
また、都市部や首都圏における免許保持者の割合が地方部より高いことも明らかになっており、地域差は教習所へのアクセスのしやすさや経済状況、交通規制の厳格さに起因している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0f760715ce8f996d58caecc8be6aeae723524eb7
ブラジルの無免許運転に関するコメントでは、他国と比較しても無免許運転が一般的であるという意見が多く見られました。
特にメキシコやペルー、東南アジア諸国でも同様の問題が存在することが示唆され、無免許運転の実態が広がっていることが懸念されていました。
また、ブラジルは元々交通事故死者数が世界一であるため、免許制度の強化よりも教育の重要性が強調されていました。
さらに、無免許運転の文化が根付いていることや、経済的な障壁が影響しているとの指摘もありました。
個人的な体験を語るコメントもあり、無免許で運転していた人のエピソードが紹介されていました。
これにより、ブラジルの交通事情がいかに複雑であるかが浮き彫りになりました。
全体として、ブラジルの無免許運転問題は社会全体に影響を及ぼしており、解決には時間と努力が必要であるという意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
まぁ、んなもんでしょ。
メキシコやペルー、東南アジア諸国を調べても、そんなもんか、もっとひどいでしょうね。
元々 世界一交通事故死者の多い国ですからね 何をいまさら 免許というより教育でしょ
隣の家のじーさん 昔、駅までカブ通勤 他界したあと 無免と聞きました。
真っ黒けの少年がケタケタ笑いながら 街中で拳銃撃ってる国の事で バイクの免許が何とかとか 日本は平和だな
免許はお金で買えるんでしょ 頑張れ日本人^_^