滋賀出身の元プロ野球選手、天川清三郎さんの寄せ書き入り日章旗が遺族に返還され、感動の瞬間が訪れました。
要約すると滋賀県出身の元プロ野球選手、天川清三郎さんの寄せ書き入り日章旗が、太平洋戦争中に戦死した天川さんの遺族に返還されました。
この出来事は2023年5日に京都市役所で行われ、天川さんのいとこである畑中綾子さん(92歳)が日章旗を受け取りました。
畑中さんは「感無量で夢のよう。
大切に供養して守りたい」と感激の思いを語りました。
天川さんは1944年、フィリピンのレイテ島で戦死した当時24歳で、彼の寄せ書き入り日章旗には南海軍(現在の福岡ソフトバンクホークス)のチームメートたちの名前が記されており、「祈武運長久 為天川清三郎君 南海軍」とのメッセージが添えられています。
天川さんは1938年の甲子園で優勝投手として名を馳せ、その後プロ野球選手として南海軍に入団しましたが、わずか1年後に召集令状が届き、戦地へと向かいました。
この寄せ書き入り日章旗の返還は、戦争の歴史を思い起こさせる重要な出来事であり、遺族にとっては特別な意味を持つものでした。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6258afc74183acc0df24daf617094ba03d7aabad