サムスンの「ギャラクシー」が韓国のブランド価値ランキングで14年連続1位を獲得。地政学的危機の中でもその地位を守った。
要約すると韓国のブランド価値ランキングで、サムスン電子のスマートフォンブランド「ギャラクシー」が14年連続でトップに立ったことが、ブランド評価会社ブランドストックの発表により明らかになった。
2024年に発表された「大韓民国100大ブランド」では、ギャラクシーのブランド価値評価指数(BSTI)は940点で、総合1位を記録。
特に今年は、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとイランの対立といった地政学的要因が影響し、世界経済が危機的状況にある中でも、ギャラクシーはその地位を維持した。
BSTIは1000点満点で、約230部門の約1000の代表ブランドを対象に算出される。
昨年に続き、オンライン基盤のブランドが順位を上昇させており、米動画投稿サイトのユーチューブは913点で昨年の7位から4位に上昇した。
また、米配信大手のネットフリックスは19位にランクインし、昨年より27ランク上昇した。
上位10位には米IT大手のグーグル(7位)や韓国ネット通販大手のクーパン(10位)も名を連ねている。
旅行関連ブランドも上昇傾向にあり、大韓航空は896.5点で12位から9位に、ハナツアーは31位から24位にそれぞれランクアップした。
一方で、医療現場の人手不足や混乱が影響し、サムスンソウル病院やセブランス病院などの主要病院ブランドは順位を下げた。
生活家電ブランドにおいても、LGフィセンやサムスンビスポーク製品の順位が昨年より下がるなど、変動の大きい市場環境が影響を及ぼしている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e601d0873c7ee254793a98ede676fc48c71dd993