トランプ氏がフランスでマクロン大統領とゼレンスキー大統領と会談し、ロシア・ウクライナ戦争について「世の中が狂っている」と発言。シリア内戦には介入しない考えを示し、外交における米国優先主義を強調しました。
この会談は、ノートルダム大聖堂の再開式典に合わせて行われ、トランプ氏は外交において米国の直接的な利害に反する事案には距離を置く姿勢を示しました。
シリア内戦については「われわれの戦いではない」とし、介入しない意向を明らかにしました。
これまでウクライナ支援に否定的な立場を取ってきたトランプ氏が、ロシアとの親交を背景に戦争の早期終息を図る可能性がある一方で、ゼレンスキー大統領は会合後に「生産的で良い3者会合だった」とコメントし、戦争の早期終息を望む意向を示しました。
また、マクロン大統領も「平和と安保のための共同の努力を続けよう」と述べ、トランプ氏の訪問を光栄と捉える姿勢を見せました。
トランプ氏は、カナダへの高率の関税賦課計画を発表した際には、カナダ首相がフロリダ州の自宅に訪れたことや、NATO事務総長が米国を訪問したことなど、外交的な神経戦を展開していることが指摘されています。
トランプ氏はまた、シリアに関して「友好国ではないので、米国は何もしてはならない」とSNSで発信し、米軍のシリア駐留についても言及しました。
このように、トランプ氏の外交政策は、米国優先主義のもとでの独自のアプローチを強調しており、今後の国際情勢にどのような影響を与えるのか注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7e108763c99f75f24b910d1c44ece37d3c9fbc7d
トランプ氏がフランスでの会談において「世の中が狂っている」と発言したことに対するネットのコメントは、多様な視点からの反応が寄せられていました。
まず、トランプ氏の親露的な考えが変わることを期待する声もあり、ウクライナの犠牲者を思いやる意見が見受けられました。
真の平和に向けてアメリカが行動すべきだという意見もあり、国際情勢に対する関心が高いことが伺えました。
一方で、トランプ氏の発言がどれほどの信憑性を持つのか疑問視するコメントもありました。
特に、無茶苦茶な政策を議会で通すための発言であれば、周囲を振り回さずにしっかりとした調査と施策を考えるべきだとの意見がありました。
さらに、各国首脳との会談についてメディアがなぜ取材しないのかという疑問も寄せられ、情報の透明性を求める声がありました。
また、トランプ氏に対する評価も分かれており、彼がまともに見えるという意見や、逆に彼自身が世の中の狂気を体現しているという批判もありました。
道徳や清貧、謙虚さが失われ、金力や権力が正義とされる現状に対する嘆きもあり、世の中の価値観の変化について考えさせられるコメントが多くありました。
全体として、トランプ氏の発言をきっかけに、社会の様々な問題や不満が浮き彫りになった印象があります。
ネットコメントを一部抜粋
トランプさんの親露的な考えが少しでも変わってくれたのなら、いい兆しだと思いたい。
世の中狂っているかどうか、言ったもん勝ちかもしれないが、無茶苦茶な政策を議会で通すための仮定定義ならおかしい。
各国首脳と会談していることを、どうしてメディアは取材しないのか?
確かに、トランプ氏がまともに見える。
狂っているのは、領土拡大のために周辺国に侵略を繰り返すロシアだろ。