石破総理が「アジア版NATO」の構想について考慮すべきだと発言。最初から否定するのは思考停止だと警鐘を鳴らしました。
彼は、最初からこの構想を「ダメ」と決めつけることは「思考停止」であると強調し、検討を進める必要性を訴えました。
具体的には、ウクライナがNATOに加盟していた場合、ロシアの侵略行為がどのように変わったかを考えることが重要であり、東アジアにおいても同様の視点が求められると述べました。
台湾の状況を例に挙げ、地域の安全保障に関する議論を怠ることは無責任であると警鐘を鳴らしました。
また、石破総理は「バランスオブパワー」に言及し、力の均衡が保たれている限り戦争は起こりにくいと述べ、アメリカの影響力が相対的に低下する中で、どのようにしてそのバランスを維持するかを考えることが必要であると強調しました。
さらに、憲法解釈や自衛隊の能力を考慮しつつ、自民党内での議論を進めていることも明らかにしました。
ただし、彼は「アジア版NATO」という言葉を具体的には使用しなかったことにも言及しています。
これらの発言は、地域の安全保障や国際関係に対する日本の姿勢を示す重要なものとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/971020f8355b69d8ef0ceefe00456d2f8555323a
石破総理が提唱したアジア版NATOについて、コメントは多様な意見を反映していましたが、多くの人がその実現可能性に疑問を呈していました。
特に、地域の脅威が国によって異なるため、包括的な軍事同盟の形成は現実的ではないとする意見が目立ちました。
例えば、日本は中国やロシア、北朝鮮の脅威を抱えていますが、ASEAN諸国は南シナ海問題や国内テロに直面しているため、共通の敵を持たないことが問題視されていました。
また、アジア版NATOの構想が具体的にどの国とどのように協力するのか、どのような兵器を保有するのかといった具体性が欠けているとの指摘もありました。
さらに、憲法改正や核共有といった重要な議論を避けているとの批判もあり、これらが実現しない限り、アジア版NATOはただの理想に過ぎないという意見が多く見られました。
石破氏の外交能力や他国との連携に対する懸念もあり、特にアメリカとの関係において、どのように説得力を持たせるのかが課題とされていました。
全体として、石破総理の構想には多くの課題があり、現実的な解決策が求められているとの見解が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
問題の焦点はそこではない気がする。
アジア版NATOのような包括的な軍事同盟は現実的ではない。
核共有の方が遥かに現実的。
何の脅威に対して何処と組みどういう兵器を保有するかという論点がなければ無理です。
アジア版NATOの加盟国はどこを想定してるんですかね?