ウクライナ軍がロシアの高額火炎放射器「TOS-1」を破壊する瞬間を捉えた動画が公開され、戦局に影響を与える可能性があると報じられています。
この火炎放射器は「灼熱の陽光」とも呼ばれ、650万~1500万ドル(約10~22億円)という高額な兵器であり、モスクワの戦勝記念日パレードでも披露されたことがあります。
ウクライナの第3強襲旅団のFATUM部隊によると、TOS-1はFPVドローンによる攻撃で事前に損傷を受けていたとされ、その後の攻撃で完全に破壊されました。
ウクライナ軍はこの攻撃を「どんな射撃ゲームよりも熾烈」と表現し、火炎放射器の破壊はロシア軍にとって大きな打撃となります。
専門家によれば、TOS-1はロシア軍にとって非常に重要な兵器でありながら、保有数は限られているため、その破壊は戦局に影響を与える可能性があります。
TOS-1は多連装ロケット砲として機能し、サーモバリックロケットを数十発発射できるため、敵に対して devastating な効果をもたらします。
ウクライナ軍はこれまでにも複数のTOS-1を破壊しており、特に8月にはザボリージャ州で「TOS-1A」を攻撃しました。
サーモバリック兵器の使用は、建物の崩壊や臓器の破裂を引き起こす可能性があり、戦争の残酷さを象徴しています。
TOS-1の射程は5.6マイルで、90秒以内に発射準備が整うため、迅速な攻撃が可能です。
ロシアはこの兵器を装甲車両や人員、要塞の破壊に使用しており、ウクライナ軍による破壊活動は今後の戦闘における重要な戦略となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fe756b75c5ead7344003776bb2c0233a6111445d
ウクライナ軍がロシアの火炎放射器TOS-1を破壊したことに関するニュースに対して、ネット上では様々な意見が集まりました。
多くのコメントでは、TOS-1のような兵器が持つ非人道的な性質に対する懸念が表明されていました。
特に、気化爆弾として知られるこの兵器は、広範囲を焼き尽くす能力があり、人や建物を問わず被害をもたらすため、倫理的な問題が指摘されていました。
また、射程が短く近距離戦を想定しているため、ドローンに対して脆弱であるとの意見もありました。
さらに、戦争の影響で命を落とす人々の存在を思い、戦争の悲惨さを語るコメントも多く見受けられました。
命の重みや人間の存在意義について考えさせられる内容が多く、コメントを通じて多くの人が戦争の現実を直視していることが伝わってきました。
兵器の価格についても言及され、特に敵がそのような兵器を持っている場合の脅威感が強調されていました。
このようなコメントは、戦争の現実とその影響を広く考えるきっかけとなるものでした。
ネットコメントを一部抜粋
ハイマースも廃盤になるくらいだし、海に囲まれ侵略を想定してない日本では必要ない。
気化爆弾の次世代型で広い平地などで人、建物問わず広範囲を燃やす兵器で地雷やクラスターと同じ非人道的兵器に分類される。
みんなお母さんがいてお父さんがいて家族がいて、友達も、彼女、奥さんも。
なのにこんなことで死んでいく。
TOS-1って射程が短いからかちょくちょく破壊映像がウクライナ側から出てるイメージがあるな。
10式戦車2両分で買えるとか脅威でしか無い。
敵が持っていたら本当に嫌なやつ。