長野の中3死亡事故、無罪判決の見直しが最高裁で議論される。両親の執念が試される裁判。
この事故は、平成27年3月23日の夜に発生し、飲酒運転の被告が横断歩道にいた和田さんをはねて死亡させたものである。
事故現場は和田さんの自宅近くで、父親の善光さんは、事故の音を聞いて駆け付けた際、息子の靴を見つけた。
和田さんは救護活動を試みたが、死亡が確認された。
事故直後、被告はコンビニに立ち寄り、飲酒運転が発覚するのを恐れて口臭防止用品を購入していたことが後に判明した。
時効直前の同年9月には、被告に対して自動車運転処罰法違反(過失運転致死)罪で執行猶予付き有罪判決が下されたが、両親は控訴を求め、4万筆以上の署名を集めたものの、長野地検は控訴しなかった。
両親は独自に調査を行い、専門家に事故現場の測量を依頼。
被告が当時時速100キロ以上で走行していた可能性を指摘し、地検に処分を求めた。
これにより、道交法違反(速度超過)罪で起訴されたが、公訴は手続きの不備により棄却された。
両親はひき逃げについても処分を求めたが、地検は不起訴とした。
検察審査会が「不起訴不当」と議決した後、再度不起訴となったが、令和4年1月に時効成立直前に起訴された。
3度目の刑事裁判では、被告がコンビニに立ち寄ったことが「救護義務違反」に該当するかが争点となり、長野地裁は懲役6月の実刑を言い渡したが、2審の東京高裁は「救護義務を行う意思はあった」として無罪判決を下した。
最高裁での弁論は、2審の結論を見直す可能性を秘めている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ff9529510067f4d1114436a8c32affdb66516852
コメントの内容は、長野中3死亡事故の無罪見直しに関するものが多く、特に裁判の結果に対する強い不満が表現されていました。
多くのコメントが、被告が飲酒運転をしていた可能性や事故後の行動に疑問を持ち、高裁の判断に対して批判を展開していました。
例えば、被告が事故後に行った行動が本当に救護の意思によるものなのか、疑問視する声があり、コンビニに立ち寄って口臭防止剤を購入したことが、救護の意思を疑わせる要因として指摘されていました。
また、被害者の家族の執念や弁護士の努力によって、異例の3度目の裁判が行われること自体が、司法の信頼性に疑問を投げかける結果となっているとの意見もありました。
さらに、裁判官に対する不満も多く、彼らの判断が被害者やその家族にとって納得できるものでないと感じている人が多かったです。
全体として、被害者が報われない結果に対する怒りや悲しみが強く表現されていました。