シャオミがクロスオーバーSUV「YU7」を発表。テスラのモデルYをターゲットに、2025年中頃に発売予定。EVセダン「SU7」は好調で、年間目標を13万台に引き上げ。
このモデルは2025年の中頃に発売予定で、シャオミのEVセダン「SU7」はすでに大きな成功を収めています。
SU7は2024年3月28日に正式発表され、同日に受注を開始し、11月末までに累計11万台以上の納車を達成しました。
これにより、シャオミは年間納車目標を10万台から13万台に引き上げました。
シャオミは現在1カ所の工場で生産を行っていますが、需要の高まりに応じて2025年に新たな工場の稼働を目指しており、これがYU7の生産にも影響を与えると見られています。
YU7はテスラのモデルYをターゲットにしており、テスラが2025年第1四半期に大幅改良を行う予定であるため、シャオミはこのタイミングを狙って市場に挑む構えです。
また、シャオミのCEOであるレイ・ジュン(雷軍)は、YU7の事前公開により公道テストを行うための準備を進める意図を示しています。
現地メディアによると、YU7の価格はテスラのモデルYと同程度の約25万元(約523万円)になると予想されています。
シャオミはスマートフォンやスマート家電のメーカーとして知られていますが、自動車市場においてもその影響力を拡大しようとしています。
今後、テスラとの競争がさらに激化する中で、シャオミの戦略と動向に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5e8879b6df065f6939395098064be8a7debfec18
シャオミの新SUV「YU7」に関するコメントでは、中国市場のSUVのデザインが似通っていることや、開発スピードに対する懸念が表明されました。
特に、シャオミがSUVを出すこと自体が驚きである一方で、他のメーカーが個性的なデザインを持つ電気自動車を出さない理由について疑問が呈されました。
また、テスラのモデルYが中国市場で圧倒的な強さを誇るという意見に対して、実際の販売データを元に反論するコメントもありました。
最近の販売台数の減少や、中国市場におけるNEVのシェアの低さが指摘され、消費者のニーズが変わっていることが示唆されました。
さらに、ホンダとソニーのBEVについても、その市場投入までの時間が長すぎるといった不満が表明されていました。
全体的に、シャオミの新SUVがテスラの競争相手となる可能性については期待が寄せられる一方で、実際の販売や市場での受け入れには多くの課題が残っているという意見が多く見られました。