東急不動産がニセコに新しい寄宿舎を整備し、働き手の住宅不足を解消する取り組みを開始。国際的な観光需要に対応した施設が期待される。
要約すると東急不動産とニセコ東急リゾートは、北海道倶知安町のニセコ・ひらふエリアに新たな寄宿舎「NATURE NISEKO HIRAFU」を整備したと発表しました。
この寄宿舎は、インバウンド需要の高まりに伴う働き手の住宅不足を解消することを目的としています。
ニセコは、海外からのスキーヤーやスノーボーダーが集まる国際的なマウンテンリゾートであり、今後の北海道新幹線や高速道路の延伸、ラグジュアリーホテルの新設により、さらなる観光需要の増加が見込まれています。
しかし、観光需要の高まりに伴い、人手不足や住宅不足、交通渋滞といった課題も浮上しています。
これに対処するため、NATURE NISEKO HIRAFUは、特に冬季の就業者の住居不足を緩和する役割を果たすことが期待されています。
寄宿舎は木造2階建てで、総戸数は110戸。
開発にはアーキビジョン21が手掛けた次世代型木造ムービングハウス「スマートモデューロ」が採用されており、トレーラーで運ぶことができるため、建設コストや工期を抑えることが可能です。
各住戸にはトイレ、シャワー、テレビ、冷蔵庫、ベッドが完備されており、2人用住戸にはバスタブや洗濯乾燥機も設置されています。
また、共用部には中長期就業者向けのキッチン付きリビングルームや洗濯乾燥室、無人コンビニも整備されており、利便性の高い住環境が提供されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e009de2b1e5e1e7dafd6ff81ff3ab73519e0736f