中国でK-POPコンサートが盛況も、韓国アーティストは出演できず。限韓令の影響で無断使用の現状が続く。
これは「限韓令」と呼ばれる韓流禁止令の影響で、韓国のアーティストが中国本土での公演を行うことができないためです。
そのため、中国のアーティストたちが韓国の楽曲を無断で使用し、代わりにパフォーマンスを行っています。
この状況ではK-POPの著作権が十分に保護されておらず、収益も中国側に流れています。
来年1月8日には北京市朝陽区の朝陽劇場で「K-POPライブ巡回コンサート」が予定されており、韓国の有名アイドルの楽曲に合わせて中国人アーティストが歌い、観客も一緒に踊る形式が取られます。
チケット価格は42元から580元(約890円から12200円)で販売されており、K-POPの人気の高さが伺えます。
観客は曲の振り付けを事前に知っており、一緒に楽しむことができるようにセットリストも提供されています。
ある中国人観客は、歌唱力やダンスに感動し、盛り上がった様子をSNSに投稿しています。
K-POP公演は中国本土で頻繁に開催されていますが、韓国のアーティストは依然としてステージに立つことができません。
2016年に中国が韓国のTHAAD配備に反発して発表した限韓令により、韓国コンテンツの流通が制限されているためです。
限韓令の影響で、本土以外の地域での公演も減少しており、中国の公演企画会社が主催するK-POPコンサートは、韓国人アーティストが出演しないために開催されていると考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5143ef0c6cb4ffef754a5a6589cf72970be26226