フェラーリ「365GTC/4」が約2900万円で落札。モダンなデザインと高性能を持つこの4座席モデルは、短命ながら希少価値が高い。
要約するとフェラーリの「365GTC/4」が、オークションで約2900万円で落札された。
この車両は、1971年にジュネーヴ・ショーで初公開された4座席のクーペモデルであり、フェラーリの中でも比較的リーズナブルな価格帯で取引されることが特徴だ。
オークションはRMサザビーズが主催し、8月15日から17日にアメリカ・モントレーで行われた。
365GTC/4は、V12エンジンを搭載し、340psを発生させる能力を持ち、最高速度は260km/hに達する。
デザインはピニンファリーナが手掛けており、流れるようなウェッジシェイプのボディは、先代モデルとは異なるモダンな印象を与える。
特に、トランスアクスル式レイアウトが採用されていないことから、後席スペースは限られているが、ラグジュアリー感のあるデザインと性能が両立している。
生産期間はわずか18カ月で、約500台が製造された。
特に北米市場での評価が低く、短命に終わったが、その希少性からコレクターの間で注目を浴びている。
今回のオークションでは、オリジナル状態を保ったこの車両の価値が再確認され、クラシックカー市場におけるフェラーリの魅力を証明する結果となった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bcb008b0e3ad00c17116ea8f386fa4300e810450