ウクライナ軍は、ロシアで訓練を受けている北朝鮮兵に偽の身分証が与えられていると発表。ロシアの名前で記載されているが、ハングルの署名が示す通り、本来の出自を隠す意図があると指摘。クルスク州での戦闘では多くの死傷者が出ている。
この身分証明書には、ロシアの名前や出生地が記載されているものの、印鑑や写真が欠如しており、名前はロシア風に記載されていますが、署名はハングルで書かれています。
これは、兵士の本当の出自を示しているとウクライナ軍は主張しています。
ウクライナ政府は、ロシアが戦場での外国人兵士の存在を隠そうとしていると指摘しています。
ウクライナ軍によると、ロシア西部のクルスク州で北朝鮮兵3人が死亡し、その際に身分証が押収されました。
米国やウクライナ、韓国の情報機関によれば、ロシアにいる北朝鮮兵の数は約11,000人から12,000人と推計され、一部はすでにロシア軍と共に戦闘に参加しています。
特に、クルスク州での領土奪還を支援していると考えられており、最近の戦闘では北朝鮮兵に多数の死傷者が出ています。
米国の高官によると、10月以降にクルスク州で死傷した北朝鮮兵の人数は「数百人」に達するとされており、韓国の議員は約100人が死亡し、約1,000人が負傷したと報告しています。
ウクライナ軍も、クルスク州でロシア軍と戦う北朝鮮兵に関して、わずか3日間で50人が死亡し、47人が負傷したと発表しています。
しかし、ロシアと北朝鮮は、ロシア領内の北朝鮮兵の存在を公には認めていない状況です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/91378160ae6ea5bf3750fef19aa0cf8c3b20dfe1
コメントでは、北朝鮮兵の偽身分証や戦闘状況に関する様々な意見が寄せられました。
特に、ウクライナ軍が発表した身分証の不自然さが指摘され、印鑑や写真がなく、名前がロシア風であることが問題視されました。
さらに、北朝鮮の兵士が将校以外は短髪であることから、ウクライナの発表内容に疑問を持つ声もありました。
バイデン大統領が北朝鮮兵士の戦闘参加を示唆したことが、ウクライナの情報発表に影響を与えている可能性があるとの見解もありました。
また、偽身分証を持つことがスパイ罪に該当するのではないかという意見や、北朝鮮兵がロシアに無理やり送り込まれたのではないかとの憶測もありました。
北朝鮮兵の状況が厳しく、食料や装備が不足しているため、凍死する者も出ているとの報告もあり、彼らの不遇を憂う声が多く見られました。
さらに、捕虜がいない限り状況がはっきりしないという意見や、北朝鮮にとって捕虜になることが痛手であるとの指摘もありました。
戦争の現実を直視し、北朝鮮兵の立場に同情するコメントが多く、戦争の不条理さや彼らの運命に対する憤りが表現されていました。
全体として、北朝鮮兵の状況に対する憂慮や、戦争の影響が日本に及ぶことへの懸念が強く感じられました。