ウクライナがロシアのクルスクで北朝鮮兵士を生け捕りにし、戦闘での被害が増加しているとの報道がなされています。
この情報は、ウクライナの軍事専門誌によって伝えられ、テレグラムを通じて公開された写真には、捕虜となった北朝鮮兵士が傷を負った状態で映っていました。
現在の健康状態や治療の有無については確認されていませんが、もしこの男性が本当に北朝鮮兵士であると確認されれば、ウクライナに生け捕りにされた最初の北朝鮮兵士として記録されることになります。
北朝鮮は、ロシアに1万から1万2000人の兵士を派遣しており、これらの兵士はウクライナのクルスク地域で本格的に戦闘に投入されているとされています。
ウクライナ国防情報局は、北朝鮮軍とロシア軍が混成編成された部隊がウクライナの攻撃によって致命的な損失を被ったと主張しています。
特に、開けた地形のため、ウクライナのドローンによる攻撃が北朝鮮軍に大きな被害を与えているとされています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、クルスクで死亡または負傷した北朝鮮軍が3000人を超えたと明らかにしました。
また、北朝鮮軍は現代戦において経験が乏しく、従来の戦術をほとんど変更せずに歩兵の進撃を続けているとの指摘もあります。
これにより、北朝鮮軍はさらなる死傷者を出し続けている状況です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7a33922116c1b8a5ad0b63e768003ae1196b87f4
ウクライナの戦場に派遣された北朝鮮兵士が捕虜となったことに対して、多くのネットコメントが寄せられました。
コメントの中では、彼らが戦争の実態を知らずに送り出されたのではないかという意見があり、特に「ロシアで軍事訓練を受ける」といった虚偽の説明を受けていた可能性が指摘されました。
また、北朝鮮兵士の食糧不足や古い戦術に基づく行動が、彼らの士気を低下させているという見解もありました。
さらに、戦場での無駄死を懸念する声も多く、彼らがただの「使い捨ての人材」とされていることに同情が寄せられていました。
コメントの中には、北朝鮮の体制が兵士を消耗品のように扱っていることへの批判も見られ、彼らが戦場での緊張と恐怖の中でどのような心情を抱いているのかを考察する意見もありました。
捕虜になった兵士の今後についても、帰国後の処遇が不安視されるなど、北朝鮮という国の厳しい現実が浮き彫りになっていました。
多くのコメントが、無駄に命を落とすことのないよう、戦闘の早期終結を願う内容で締めくくられていました。