ウクライナの限定版切手が再注目を集めており、戦争の痛みをユーモアで表現している。人気の切手は収益が防衛基金に使われ、ウクライナ人の強い意志を伝えている。
要約するとウクライナの限定版切手が再注目を集めている。
これは、ロシアの侵攻が始まった直後の2022年4月に発行されたもので、ウクライナ政府の抗戦意志を表現したデザインが特徴だ。
特に「ロシアの軍艦よ、くたばれ」というメッセージが込められた切手には、ロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」に向かって中指を立てるウクライナ兵士の姿が描かれている。
この切手は、発売からわずか5日で500万枚以上が売れ、1週間で完売した。
以降、ウクライナ郵政庁は追加の限定版切手を発行し、人気は800万枚に達した。
切手の収益は主にウクライナ政府の防衛基金に充てられ、地雷除去装備や防空壕の整備に使用された。
イホール・スミランスキー郵政庁長は、「ユーモアは戦争の中でわれわれにとって闘争の力になった」と述べ、切手の発行が新しい発想であることを強調した。
切手の人気は、ウクライナ人の強い意志を反映しており、戦争の恐怖の中でも屈しない姿勢が評価されている。
郵便局は完売した切手の再発行は行わないが、Tシャツなどのグッズを販売する計画がある。
切手は、従来の公式な図案とは異なり、率直なデザインが社会的な反響を呼び起こし、ウクライナ戦争の中での人々の気持ちを表現する手段となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/733054a22d911e75d677f10d163b8291a0cee2db