セブン‐イレブンと三井物産が、食用油から作ったバイオディーゼル燃料を用いてトラック配送の実証実験を開始。カーボンニュートラル実現を目指す取り組み。
BDFは植物由来の使用済み食用油から作られ、植物が成長する過程でCO2を吸収するため、燃焼時のCO2排出量は実質的にゼロとされています。
この取り組みは、軽油と比較して1リットルあたり2.62kgのCO2排出量削減効果が期待されており、カーボンニュートラルを実現するための一環として位置づけられています。
具体的には、大阪府や京都府の約1,500店舗から回収した使用済み食用油を高純度のB100燃料に精製し、フローズン神戸センターの配送車両に給油して、大阪方面のセブン‐イレブン店舗へ商品を配送します。
バイオ燃料の調達と供給管理は三井物産の100%子会社が行い、取り組みの中で燃費や走行データを収集し、将来的には車両台数や配送エリアの拡大を検討する予定です。
両社はBDFを陸上輸送における脱炭素化の有力な手段と考え、環境に配慮した流通インフラの構築を目指しています。
これまでも水素燃料の燃料電池小型トラックや電気を動力源とするEVトラックの導入において連携しており、今後も様々な取り組みを通じてカーボンニュートラルの実現を目指します。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d069425ae7893c8483154c1186c8b39069d2e826
セブン‐イレブンのバイオディーゼル配送実験に関するコメントは、様々な視点からの意見が寄せられました。
多くのコメントが、バイオディーゼル燃料(BDF)の実用性や環境への影響を懸念していました。
具体的には、過去にBDFを導入した市の失敗例が挙げられ、古い車両にしか使用できず、燃料ポンプの故障が頻発した結果、業者が赤字に陥ったことが強調されました。
このような事例から、セブンの上層部が十分に検討した上での決定なのか疑問を持つ声もありました。
また、バイオ燃料がエコとして扱われる一方で、実際には二酸化炭素排出が伴う可能性があることも指摘され、見かけだけのエコに対する懸念が示されました。
さらに、軽油車の持ち主からは、BDFが車に良くないのではないかという不安も述べられました。
全体として、セブン‐イレブンの取り組みが本当に環境に貢献するのか、疑問を持つコメントが多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
廃天ぷら油などから造られるFAMEは軽油からの単純な置き換えが難しい燃料です。
BDFはアドブルーを使用する以前の古い車両にしか使えず、修理のオンパレードでした。
再生すれば恣意的にエコとされているバイオ燃料であり、カーボンオフセット可能な車両はこれからメインとなるエコカーです。
この手の話は、見かけだけエコな場合が多いと感じました。
表向きはCO2削減に貢献しているように見えるが、本末転倒な偽善モデルの一例です。