北朝鮮がロシアに10代の兵士を派遣し、肉弾戦に投入する計画が明らかに。金正恩委員長は損失を抑えるため新米兵を選定し、国際社会は懸念を強めている。
要約すると北朝鮮の金正恩委員長が、ロシアのウクライナ戦場に10代の未熟な兵士を派遣する決定を下したことが明らかになりました。
韓国軍当局によると、派遣される兵士は入営したばかりの10代から20代の若者であり、北朝鮮は損失を最小限に抑えるために、熟練した兵士を避けているとされています。
この派兵は「肉弾戦」と呼ばれる人海戦術に基づいており、多くの若者が犠牲になる懸念が高まっています。
韓国の国防情報本部は、約3000人の北朝鮮兵士が既にロシアに移動したとし、年内には1万人に達する見込みであると報告しています。
特に、2005年から2007年生まれの未成年者が含まれる可能性が高いとされています。
金委員長は、若い兵士を派遣することで熟練兵の犠牲を避け、ロシアとの関係から利益を得ることを狙っていると解釈されています。
北朝鮮がロシアから衛星や先端武器技術を受け取る可能性も指摘されており、国際社会からの懸念が高まっています。
ロシアは、北朝鮮軍を「捨て駒」として利用し、激しい戦闘が続く中で北朝鮮の兵士が戦場に投入されることが予想されています。
韓国政府はこの行動を、金正恩政権の残酷さの表れとして非難し、国際的な圧力をかける必要性を訴えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/439b65f81cfedc69038b510e4a7b55e3a9fa69c1