韓国政府が金日成Tシャツを着る市民団体に5550万ウォン支援。反国家団体への支援や予算執行の不透明性が問題視され、監視の必要性が指摘されている。
要約すると韓国政府が、金日成の肖像が描かれたTシャツを着用し、北朝鮮の体制を宣伝する図書を読む活動を行う市民団体に対し、過去2年間で5550万ウォン(約610万円)の予算支援を行っていたことが明らかになった。
この団体は「南北事業」の名目で資金を受け取り、2021年9月には金日成に関するエッセーを持って会議を開く様子が報告されていた。
また、22年6月には智異山でのパルチザンに関するインタビューを実施し、同様の支援を受けていた。
文化体育観光部は、この団体の具体的な活動内容について認識がないとし、今後の措置を検討すると述べた。
しかし、過去にも反国家団体への予算支援が問題視された事例があり、韓国政府の南北関連事業に対する予算支出には透明性が欠けているとの指摘があった。
申東旭議員は、南北文化交流に関する審議が行われていないことや、予算執行率が低いことを批判し、徹底した監視が必要であると訴えた。
これにより、韓国政府の予算支出の適正性や、南北関係の進展に対する懸念が再燃している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8a4312a4e38cb22d9ece60969e9ced8522740586